「理解してほしい」病
相互理解
以前、ブログを通して知り合った方に言われて、はっとしたことがあります。
「理解してほしいなら、まず相手のことを理解しようと努力すること」
分かっているはずなのに。
分かっていたはずなのに。
忘れていました。
こんなに、大事なこと。
ついつい、「発達障害の私を理解して!」と思いがち。
「私は多数派とは違うんだから!」と思っちゃう。
でもそれって、違うんですよね。
そういう風に考えてしまうと、なんというか、「配慮の強奪」になるんですよね。
当たり前ではない
私は多数派さんとは違う。
それは、事実です。
でも、だからといって、配慮されるのが当たり前なのではないんですよね。
私の方も、「多数派さんはどう考えているんだろう?」って、理解しよう、歩み寄ろうとする努力をしないといけない。
「私には無理だから!そっちが配慮してよ!」
そんな考え方じゃぁ、相手も嫌になりますよね。
私のことを理解して。
でも、私はあなたのことは知らない。
理解できない、無理だもん。
それは、「理解して病」とでもいえる状態なんだと思います。
とても、自己中心的な状態で。
周りが見えなくなっているときに、陥りやすい状況なのかな、と思います。
特性上、どうしても、視野が狭くなりやすいですが。
それが特性だと分かっているなら、より気を付けて、視野を広く保つ必要があるんですよね。
相手にも気持ちがある
無理して相手に合わせる必要はありませんが。
相手にも気持ちがあることを、忘れてはいけない。
自分が他人に理解してほしいように、相手も自分に対して理解を求めていることを、忘れてはいけない。
それを、思い出させてもらいました。
わがままな振る舞いをして、周りの人を敵に回す前に。
踏みとどまることができました。
人間関係って、難しい。
思いやりって、難しい。
相手の立場に立つって、難しい。
でも。
それができるように、少しずつでも努力して。
成長したい。
そう思います。