kaleidoscope

自閉症スペクトラム障害、ADHD、うつ病を抱える如月の万華鏡のような頭の中を、書き連ねていきます。わわわアールブリュット作家。

EQ(心の知能指数)テスト

心の知能テスト

EQとは、心の知能指数ともよばれるもので。

いわば、対人関係能力を測る、IQテストのようなものです。

ネット検索をすれば、すぐにヒットします。

 

私は、このEQテスト(正式なもの)を、大学の講習の一環として受けたことがあります。

生協主催のものでしたが、全員が受講することになっていました。

勿論、大学の講習ですから、無料です。

 

大学の方針が、「自立した女性を育てる」(私が入学した当初はまだ女子大でした)でしたから、社会に出る前に、対人関係などの教育をしておこう、という趣旨だったのだと思います。

 

この講習以外にも、自己肯定感を育てることや、自分の長所短所を理解する、というような授業もありました。

自分にとって、幸せってなんなのか、とか。

これから生きていくうえで、直面するであろう疑問について考える授業でした。

そういった授業は、今思い出して、すごく役に立っています。

有名ではないけれど、私に合ったいい大学に通えたことに、感謝しています。



EQテストの結果

当然、私もEQテストを受けました。

結果はどうだったのかというと、平均よりも低い数値が出てしまいました。

友人数名と比べても、私が一番低かった…。

 

この時に、やっぱり私は、お勉強はできても、対人能力は低いんだな、と思い知らされました。

EQテストを受けるときに、何のテストなのか、ということを聞いた時点で、「これは得点低いだろうな」と予測はしていましたが。

やっぱり、ショックはショックでした。

 

ただ、それまでの人間関係歴を考えると、当然といえば当然でした。

小学校時代。

中学時代。

高校時代。

いろいろ思い当たることもありましたし…。

 

なんとなくはわかっていた

それから数年。

自閉症スペクトラム障害の診断を受けて、EQテストの点数が低かったことに、納得。

やっぱりそうかー!と、スッキリしました(笑)

 

数年間仕事をして、ある程度訓練された今なら、EQの値はまた変わっているかもしれません。

平均くらいにはなっているかな?

 

EQテストのおかげで、私は漠然とではありましたが、自分の対人能力が低いということを、理解していました。

だから、発達障害の診断を受けた時も、割と葛藤少なく、受け入れられたのかもしれません。

「EQ低いもんな~」くらいの感覚で。

 

エゴグラム

他にも、就活対策で、エゴグラムなんかも大学でやっていましたし、診断時に特性についていろいろ言われましたが、「あ~、なんかそんな結果出てたな~」という感じでした。

エゴグラムって、精神科でもテストしたりするんですよね、確か。

 

特性を知る機会があってよかった

そんなこんなで、大学時代に何となく自分の特性を知ることができていたことに、今更ですが、感謝しています。

もしそれがなかったら、6年間も働けていなかったかもしれない。

自分の得意不得意を、何となくではあっても、知っていたからこそ、対処できていたのかもしれない。

そう考えると、大学に行ってよかったな、と思うのです。

 

特に、変わり者が多い大学だったから、よかったのかな~、なんて思っています(笑)