博士、先生と呼ばれる
一つのことに熱中するから
高機能タイプのASDの人は、「○○博士」と呼ばれることも多いようです。
何か一つのことに熱中し、その知識を豊富に持っていることから、そう渾名されるのですが。
私も、そんなことがありました。
ものしり博士
前にも書きましたが、小学3年生の時には、「ものしり博士」と呼ばれていました。
また、元職場でも、「ものしり博士」と呼ばれていました。
職場のお姉さまの、小さな子供たちにも、「ものしり博士」と呼ばれていました。
私の場合、歴史など、一つの物事に関する知識を収集していることはもちろん、広く浅く、様々な知識を収集しています。
「知識」というテーマが、こだわりの対象となっているのです。
知識欲が旺盛なんでしょうね…。
先生
そのせいで、働いていたころは、職場の上司が、ある日突然、私のことを「○○(本名の苗字)先生!」と呼びはじめました。
職場で、医者と間違えられた上司のことを、私がふざけて「○○先生」と呼んでいた仕返しかもしれません。
しかし、ことあるごとに、私に、「○○先生、ちょっと教えて」と言ってくるのです。
最初こそ、「何ですか、先生って(笑)」と否定していましたが、そのうち面倒なので否定もしなくなりました。
そのうち、後輩も私のことを「○○先生!」と呼ぶようになりました。
普段は○○(本名の名前)ちゃんと呼ぶのですが、何か教えてほしいときだけ、「○○先生!」と呼びます。
そして、それを聞いていた先輩お姉さま方も、時々「先生」と呼ぶように・・・(苦笑)
上司が私を「先生」と呼ぶので、他の上司まで、分からないことがあったら私に聞いてくるようになっていました(;^_^A
そんなに、何でも知っているわけではないんですけど・・・(汗)
私の持っている程度の知識なら、誰でも知ろうと思えば手に入れられる知識です。
そんな、「先生」なんて呼ばれるほど大したものではないと思うんですけど…。
そういえば、他の課の人から、私が赤いメガネをかけて、お客さんに丁寧に接していることから、「アンパンマンに出てくる、うさぎのミミ先生みたい」ということで、「ミミ先生」と勝手に呼ばれていたそうな(笑)
尊大な態度ではない
あ、念のため、別に尊大な態度から「先生」と渾名されてるわけではありません。
ASDの一つのタイプとして、尊大型なんていうのがあって、「教授」と渾名されることもあるようですが。
そういうのとは、違う・・・はずです(笑)
呼び名はどうでもいいんだけど
ま、好きなこと、興味のあることの知識を、とことん追求するのは悪いことではありません。
決して無駄になることはありません。
知識は、いくら持っていても、邪魔になるものではありませんし。
しかし、「先生」はいろいろ勘違いもされるのでやめてくれ~(笑)