知識欲とこだわり
こだわりという特性
自閉圏の人にはよくみられることですが、私にも「こだわり」があります。
今回は、そのうちの一つを取り上げます。
知らないことを知ること
一番役に立ったこだわりは、「知識欲」です。
私は、自分の知らない出来事に出合った時、それを否定して終わらせることはありません。
逆に、自分の「知らない」ことがあることに、不安を抱くぐらいです。
自分の知らないことがあると、その知らないことが突然目の前に出てきたときに、困るかもしれません。
だから、徹底的に調べます。
もともと、新しいことを知ることが好きです。
だから、何でも自力で調べます。
今では、私の知る限りの人の中では、私の博識は、上位だと思います。
(ある分野を深く知っているかどうかではなく、広くという意味で。)
知識欲も、上位だと思います。
職場でも、「ものしり博士」と言われ、「何かわからないことがあれば、まず○○ちゃん(私のこと)に聞け!」となっていました(笑)
そういえば、小学校3年生の時にも、「ものしり博士」と呼ばれたことがあったなぁ(笑)
とにかく調べつくす
不思議に思ったことも、調べつくします。
最近はインターネットでいろいろと調べ物ができるので、便利です。
不思議に思うことは、科学であったり、生物であったり、どちらかというと理系の物事が多いです。
もともと、不思議なことを解明するのが科学なので、当たり前と言えば当たり前です。
言いかえれば、「知識コレクション」と言ったところでしょうか。
「切手の収集」や「昆虫採集」と同じようなものだと思っています。
私が収集しているのが、たまたま「知識」という形のないものだった、というだけのことです。
知ることは生きること
知らないことを知ることは、自分の世界を広げてくれます。
ひとつ段を上るだけで、見える世界の広さが、変わります。
もっともっと高く上がれば、山の上に立てば、さらに視界が広がります。
いろんなことが、見えてきます。
宇宙に届くくらい、高いところへ登れば、もしかしたらすごいものが見えるかもしれません。
だから、知ることが楽しいのかもしれません。
そして、その知識が誰かの役に立った時。
それが一番楽しい瞬間です。