高校1年生
高校生になった
無事高校入試を突破した私は、4月から高校生になりました。
高校までは、自転車で15分ほど。
毎日、自転車で通いました。
入学式前に、教科書販売があるので、教科書を買い。
体操服や、クラス章も買いました。
その高校は、女子はセーラー服でしたが、襟章もありました。
私は、普通科だったので、1年B組になりました。
普通科が4クラス。
理数科が2クラス。
総合人文科が2クラス。
ぜんぶで、8クラスでした。
二つ上の先輩たちは、9クラスありました。
担任
1年B組の担任の先生は、27歳の女性でした。
小柄で短髪。
活気のある先生でした。
遠足の時には生徒も私服参加だったので、小柄な先生は生徒と見分けがつきませんでした(笑)
入学式
入学式の当日から、一日学校にいました。
入学式が終わると、教室に入り。
自己紹介などをして。
そのあと、1年生は全員体育館の1階にある、柔道場に入れられました。
(体育館は2階建てでした)
そこで、学校の歴史や、先輩である偉人の話、女子の襟章の由来を聞き。
校歌を覚えさせられました。
学校の先輩には、世界的に有名な博物学者や、第二次世界大戦で日米開戦を避けようと奮闘した、海軍出身の外交官・野村吉三郎などがいます。
戦前・昭和の旧制中学校の時代には、野球部が強く。
当時の天皇が学校にいらっしゃったこともあるそうです。
今でも、天皇のお立ち台が残っています。
そういう話を聞き。
次の日からは、もう勉強が始まりました。
部活
この学校は、「文武両道」を目標に掲げています。
なので、1年生は全員、どこかの部に所属しなければなりませんでした。
私は、迷わず吹奏楽部の見学に行き。
すぐ、入部しました。
そして、パートわけの時も、無事フルートパートに入ることができました。
遠足
高校でも、1年に1回、遠足がありました。
1年生の遠足は、イチゴ狩り&バーベキューでした。
人間関係
1年B組では、私は名前の順で後ろから2番目。
一番最後の子と、仲良くなりました。
その子は、同じ中学から来た友達がいましたが、その子たちとクラスが離れて一人でした。
それで、基本的にはその子と1対1での友達づきあいが始まりました。
その子はとても頭がよく。
高校でも、塾にも行かず、自力で勉強して、最終的に神戸大学に合格していました。
だから、勉強で分からないことは、時々聞いて教えてもらっていました。
そのほかにも、部活が同じ友達もいましたし、何人かと表面的に付き合いもしました。
でも、基本クラスでは浮いていました。
というより、私自身が、なじめてない感をすごく持っていました。
進学校なので、あまりアイドルがどうこう、化粧がどうこうという話がなかったのが、救いでした。
そして、変わった子も割といたし、何を考えているのか分からない子も多かったし。
そういう意味では、ハイレベルの学校に入ってよかったのかもしれません。
授業についていけない
授業が始まって。
中学の勉強との内容の差に、驚きました。
さすがに、ハイレベルな子たちが選ばれて入ってくる学校だけあって、授業のスピードが速く、内容も難しかった。
授業時間も、他の学校は中学と同じ50分でしたが、この高校は65分あります。
1時間5分です。
集中し続けるのに、すごく苦労しました。
授業の内容についていけず、成績は、底辺でした。
授業中も、一人ガサガサしたり、ぼんやりしていました。
先生の話が分からないし。
問題を解けと言われても、分からないし。
空想の世界に入っていることも、多かったです。
文化祭
文化祭では、劇をしました。
1年生は劇をすること、と決まっていました。
白雪姫と眠り姫など、いろいろごちゃ混ぜにした劇をしました。
私は、小道具係になりました。
物を作るのが得意だった私は、短剣などを、段ボールで作りました。
みんなが感心してみていました。
修学旅行
修学旅行にも行きました。
この高校は、2年生の後半から受験対策に入るため、1年生の3学期に修学旅行に行きます。
修学旅行も、それなりに楽しかったです。
浮いてはいたけれど
クラスで浮いてはいたけれど、それなりに相手をしてくれる子もいたし。
先生が上手にクラスをまとめていたこともあり。
このクラスは、まぁまぁ楽しかったです。
一年生は、何とか乗り切りました。