kaleidoscope

自閉症スペクトラム障害、ADHD、うつ病を抱える如月の万華鏡のような頭の中を、書き連ねていきます。わわわアールブリュット作家。

相手との距離感

他人との距離感

時々、ちょくちょくいわゆる「かまってちゃん」タイプに絡まれることが合って。

時々思うんです。

「かまってちゃん」って、大変だなーって。


「かまってちゃん」とは、自分のことを常に見ていてほしい、心配してほしい、頑張ったねってよしよししてほしい、辛いことをわかってほしい、褒めてほしい…そんなタイプです。

かまってもらえないと、「嫌われた!」とか「裏切られた!」って騒いじゃう。

 

誰だって、構ってほしい気持ちはあるので、ある程度は当然だとは思います。

しかし、それが度を超えている場合、やっぱり「何この人…」と思ってしまいます。

 

あっさりしてます

私は、前にも書いたけれど、一般的な人よりは「冷たい」タイプです。

よく言えば、あっさりしたタイプ。

他の人が何をしようが、知ったこっちゃない。


本当に頑張っているなぁって思う人には、素直に称賛を送るし。

辛い思いをしながらも、他人にそれを見せつけたりしないで必死に生き抜こうとしている人には、エールも送ります。

抱きしめたくなることも、あります。


でもね。

いわゆる「かまってちゃん」って、どこか芝居じみてるところがあるように感じて。

私は、「ふうん、そう。大変だねー」って思いながらも、心から声をかけることができないのです。

そうすると、「私のことわかってくれない!」とか。

「もう私なんて必要ないんでしょ…」とか。

言い出しちゃいます。


私はそういうのに付き合うのが大嫌いなので。

「あそ。」って言って、大概スルーしちゃう。

だって、時間がもったいないもの。


そうすると「そんなひどい人だと思わなかった!」って言って、向こうから離れていってくれます。

べたべたまとわりついてきてたくせに、私を悪者にして去っていきます。

ま、別に私の人生に何の関係もないからいいんですけど。


多数派の「かまってちゃん」も、結構大変だと思うんですけど。

発達障害のある「かまってちゃん」は、より一層面倒だと思うことがちらほら…。


自分と他人の境界があいまいなせいなのか。

障害がある自分がかわいそうと心のどこかで思っているのか。

障害特性で、他人との距離感がうまくつかめないせいなのか。

よくわからないけど、面倒くさい。

 

 巻き込まないで

誤解のないように言っておきますが、別に「かまってちゃん」を否定するつもりはありません。

そういうタイプの人は、そうやって生き延びてきたんだから、そうするのが一番自分にとって心地よいのでしょう。

しかし、人を巻き込まないでいただきたい。

ただそれだけです。


みんながみんな、あなたの思うとおりには動かないのよ、って思うだけです。

特に私は冷たくて自己中な人間なので、自分が納得できないことに時間を割いたりしません。

生ぬるい目で見ているだけです。


私自身が、あまり積極的に人とかかわったりしないタイプなので。

人とかかわりたがる「かまってちゃん」のエネルギーはすごいなーと思います。

こっちによってこなければ、ね(笑)

 

人との付き合いに、適度な距離をとるのはなかなか難しいけれど。

適切な距離を保たなければどうなるのか。

「かまってちゃん」に学ばせてもらっています。