kaleidoscope

自閉症スペクトラム障害、ADHD、うつ病を抱える如月の万華鏡のような頭の中を、書き連ねていきます。わわわアールブリュット作家。

電話がつらい

電話が苦手

私は、電話をすると、すごく疲れます。

どんなに親しい人と話しても。

電話を通しての会話って、ものすごく疲れる。

ちゃんと会って話している分には、そこまで疲れないのに。

 

電話が苦手な理由

まず、電話って、相手の口元が見えません。

だから、言葉を聞き取ろうとすると、非常に耳に神経を集中させることになります。

 

私はどうも、言葉の聞き取りが悪いみたいで。

すごく集中しないと、相手の発している言葉が、理解できません。

単なる音の羅列に聞こえてしまうのです。

 

面と向かって、顔を見て話している分には、口元が見えるので、口の動きである程度何を話しているのか、読み取ることができます。

だから、そこまで耳に集中しなくても大丈夫。

 

それと、電話を通した声って、ちょっと聞き取りにくい。

なんだか、ざらざらしていて、聞こえにくいのです。

だから、余計に必死になって「聞こう」としてしまって、疲れるのかもしれません。

 

すごく集中して聞こうとして。

さらに、自分もしゃべらなくちゃならない。

二つの動作を同時に進めることになるので、非常にエネルギーを使います。

 

メールが楽

メールやチャットは、言葉は文字として送られて来ます。

その文字を、自分のペースで読み。

きちんと理解してから、自分の考えをまとめて、文章にして送り返す。

 

視覚的な情報入力に強い私にとっては、会話は文字でする方が楽です。

そして、「聞く」「話す」を別々の作業として行うことができるので、使うエネルギーも少なくて済みます。

 

メールやチャットって、本当に便利です。

ただ、文章を書くより、しゃべる方が楽な人とやり取りするには、ちょっと困ります。

お互いの中間点みたいなもの、ないでしょうかね…。

 

そんなわけで、電話を断ってしまうことも、たびたびあります。

申し訳ないとは思うんですけど…。

本当に、しんどいんですよね…。

困ったものです。