kaleidoscope

自閉症スペクトラム障害、ADHD、うつ病を抱える如月の万華鏡のような頭の中を、書き連ねていきます。わわわアールブリュット作家。

シンポジウムと音楽の話(精神科通院)

今日は、メンタルクリニックの定期通院日でした。

いつものように朝イチで診察券を出しに行くと、2番目でした。

珍しく猛烈に空いてて、ラッキーでした。

今日は内科の予約がないため(空き枠がなくて明日になった)、そのまま待つことに。

 

診察開始まで待って、1番の人の診察を待って。

診察室に呼ばれました。

いつものように、気分票を提出。

とにかく、気温差がすごくて、体がついていきません(;^ω^)

だって、突然5月の気温になったり、平年並みになったり…ちょっと季節さん、順番まちがえてますよー!!(笑)

 

ちょこちょこっと世間話をした後、シンポジウムの話とか、なんやかや話してきました。

そうそう、こちらでは告知をしていませんでしたが、実はわたくし、4月3日にあった「発達障害シンポジウム2021(絵はこころの不思議なのぞき窓)」に、アーティストとして参加させていただいておりました。

感覚について研究している科学者の先生方と、アーティストによるシンポジウム。

すごく画期的で、面白いシンポジウムでした!

科学者とアーティストの交流が今回だけだなんて、もったいない!

もっと一緒に何か研究できればいいのに…と思っております(*'▽')

 

そのシンポジウムの話をしたところ、主治医が、

「 テレビで、7声の讃美歌(10分くらい)を一度で耳コピできるか、というものをやっていて、有名な音楽家たちが次々と脱落していく中、自閉症のある音楽家が完コピしていた」と。

それに対して「あぁ、そういう人いるよね」という話をしていました。

 

すぐに耳コピできる人、知ってるよ、という話をして。

特にクラッシック音楽はコード進行とか決まりがあるから、比較的やりやすいのでは、と解説もして。 

さすがに10分ぶん完全に覚えるのは記憶力の超人だとは思うけど(;^_^A

 

如月も、さすがにそこまですごいことはできないけど、耳コピして楽譜に書き起こす(採譜といいます)し。

現代曲では、楽譜が気に入らなかったら勝手に音を増やしたり、伴奏のコードをもっとしっくりするものに置き換えたりアレンジもする。

(クラッシックはアレンジ禁止。あれは楽譜通りに弾くことを求められている)

 

そんな話をしたら、主治医がぽかーん( ゚д゚)ってなっていました。

あれ、いままでその話したことなかった?

ピアノ弾くくらいの話しかしてなくて、突っ込んだ話はしてなかったかな…?

絵のことはずいぶん話して主治医もわかってるけど、音楽のことは伝わってなかったかしら…(;^ω^)

 

そんなこんなで、話の流れはギフテッド教育についてになりました。

日本の教育では、ギフテッド(お勉強の才能)は見つけられても、タレンテッド(芸術系の才能)はまだまだだろうけどね…。

本の学校って、金太郎あめ製造機だよね、子どもを四角四面に押し込めるよねっていう話もしました。

 

才能関係は、家が金持ちかどうかの問題もありますね。

特に芸術系は、お金があって習い事ができる環境なら見つけられるし伸ばせるけど、習い事ができないとなかなか見つからないかもしれない。

我が家も別にお金持ちじゃないけど、習い事をさせてもらえたのは恵まれていたと思います。

絵は全然何もしてないけど。

今は、家族全員が年金生活のため、お金がなくてなかなかやりくりが大変ですけど…。

金がなくても何とかする方法を見つけるのが大変です(;^ω^)

 

そんなこんなで、診察は終了。

気温差にやられないように気をつけてって言われたけど、それは無理かなー(笑)

いろいろ頑張りすぎないでねって言われたけど、絵のコンペやら公募やら、これからが本番なので、休んでる場合ではないのです(;'∀')

まぁ、ぼちぼちやっていきます( ´ ▽ ` )