kaleidoscope

自閉症スペクトラム障害、ADHD、うつ病を抱える如月の万華鏡のような頭の中を、書き連ねていきます。わわわアールブリュット作家。

自殺を防ぐ力

時々思う

最近は、どん底まで落ち込むようなうつ転は減ってきて。

ずいぶんと、落ち着いています。

それでも、時々なんとなく「もう、死んでもいいんじゃないかな…」「もう嫌だ、消えたい」って思うことがあります。

行動にはうつしませんけど。

 

 思いが届くとき

それが、「絶対に自殺はできないな」と思う出来事がありました。

なにがあったのかというと。

今更ですが、私が信頼している人が、私のことを気にかけてくれていることが、はっきりとわかったのです。

今までは、私が一方的に信頼して、まとわりついているだけなのかな、と思っていました。

でも、どうやらそうではなさそう。

 

治療に関することで(相手は医療関係者)、私の今の状態を話すことになったときに、その人が私にかけてくれた「前向きに」という言葉。

最初は、言葉を額面通りに受け取っていました。

単に、一般論を言っているだけだと思っていました。

 

それが、1日半ほど経ったとき、「もしかして、あの言葉の裏には、ほかの意図があったのでは?」と思いました。

直接的に言われたわけではありませんが。

「自殺なんか、するなよ」

そういう意図が込められているように思ったのです。

 

あとから思い出してみると、とても優しい雰囲気をまとった言葉でした。

柔らかな、言葉でした。

言い切る自信ははいけど、私の勘違いではないはず…。

 

見守ってくれる人の存在

同じ言葉を言われても、たいしてかかわりのない人であったなら、「世間一般的なことを言ってるだけだ」としか思わなかったでしょう。

親に言われたら、「製造元なんだから責任とれよ」って反発してしまうかもしれません。

 

でも、親でもないのに、親身になってくれる人にそういわれたら。

(親身どころか、ある場面では「私の保護者?」って思うような出来事もありました・笑)

素直に、「あぁ、この人を悲しませることはできないな」と思えました。

 

私のことを、心配してくれる人がいる。

気にかけてくれている人に、生きている姿を見せる。

それだけで、生きてる価値があるのかな、と。

 

言葉や行動だけが、自殺予防になるんじゃなくて。

見守る気持ちや態度によっても、予防はできるもののなんじゃないかなって、思いました。

言葉や行動に表せるに越したことはありませんが。

表せなくても、気持ちがつわたるなら、どんな方法でもいいんじゃないかな、って。

 

 決意

私は、自殺しません。

死にたいと思っても、もう二度と行動にはうつしません。

約束します。

苦しくても、ぼちぼちなめなめ、なめくじの歩みで生きていきますよ(*´▽`*)