kaleidoscope

自閉症スペクトラム障害、ADHD、うつ病を抱える如月の万華鏡のような頭の中を、書き連ねていきます。わわわアールブリュット作家。

数学

数学って、実はおもしろいかも

私は、数学が大嫌いです。

学校で習う数学って、なんだかよくわからないまま、公式を覚えさせられて。

よくわからないまま、問題を解かされて。

間違っていたら、×を付けられて。

解説も、まったくわからなくて。

そんな状態でしたから、数学って聞くだけで、嫌になっていました。

 

ところが、以前見たNHKの「白熱教室」シリーズで、物理学や数学を取り上げていたことから、興味を持ちだしました。

白熱教室では、各分野のトップクラスの研究者が、一般人にもわかるように、難しいことを丁寧に説明してくれます。

 

「数学白熱教室」の放送を見て、驚きました。。

大嫌いな数学なのに、なんだかとても楽しいのです。

 

ついでに、私が一番苦手とする「順列・並び替え」の、n!(nの階乗)の公式の意味まで、理解できてしまいました。

あんなふうに、わかりやすく説明してくれたら、公式の意味をきちんと説明してくれたら、もっと数学が楽しくなっていたかもしれないのに…。

 

宇宙も数学でできている

その数学の先生の話を聞いていて、思いました。

世界は数学でできている。

世界は、数学で説明できる。

 

そして、音楽も、アートも、実は数学と密接に関連している、ということにも気づきました。

音楽って、感覚でやっているようで、実はとても数学的なんです。

きれいな和音を作るには、「数値」をわかっていることが必要なんですよね。

 

「数学白熱教室」を見ていて。

私は、とても感動したのに、母は、もう一つピンと来ないようでした。

 

学校で習う数学は大嫌いだけど。

本当は、私は数学や物理に向いているのかもしれない。

思考回路が、どうも理系のようなのです。

会う人会う人、みんな私のことを理系だと思っています(笑)

 

音楽やアートに親しみを感じることって、実は数学に興味があるのかもしれません。

なんとなく、そんな風に思いました。

 

自閉っ子で、数学を得意とする子もいます。

それはもしかしたら、この世界の美しさに気づいていて。

数学と世界の密接なつながりを知っているからなのかもしれません。

 

学生時代に、もっと違う教わり方をしていたら。

その美しさに、気づけていたかもしれない。

もったいないなぁ、と思います。

 

私でも理解できるような説明ができる人、「普通の教え方」じゃない教え方をする先生に、出会ってみたいものです。