kaleidoscope

自閉症スペクトラム障害、ADHD、うつ病を抱える如月の万華鏡のような頭の中を、書き連ねていきます。わわわアールブリュット作家。

体操教室

体操を習う

水泳教室に通うついでに、私は同じ場所で開かれている体操教室にも通うことになりました。
小さいころから不器用で運動音痴だった私を、母が体操教室に放り込んだのです。
小学校で体育の授業も始まり、逆上がりができないままでは…ということで。


体操教室も、長期休暇のときだけ、短期間通うことになりました。
それを何年かつづけました。

 

鉄棒は得意、マット運動は苦手

その教室では、鉄棒・マット運動・跳び箱を教えてくれました。

私は、腕力が強かったようで、鉄棒はどんどん級が上がり。
最終的には、8級から2級まで上がりました。
逆上がりどころか、前まわりで着地せずに元の姿勢に戻ったり。
足かけ周りをしたりもできるようになりました。

 

マット運動も、最初は苦手でしたが、何とか6級まで上がり。
前転・後転・開脚前転・倒立・倒立ブリッジ・倒立前転・側転ができるようになりました。

 

跳び箱も、5級まで上がり。
足抜きとびや、跳び箱の上で逆立ちできるまでになりました。

 

体の動かし方が少しわかった

幼稚園の時から球技が苦手で仕方なかったのですが、体操教室に通って成果が出てきてからは、球技もできるようになってきました。
小学校2年生までは、縄跳びも全然できませんでしたが、小学校5年生では、クラスの半分より上位に入ることができるようになっていました。
親に買ってもらった一輪車も、乗れるようになりました。
(これは、無理やり練習させられました)

 

得意な競技と不得意な競技

この後、私はバドミントンや卓球・野球(ソフトボール)が得意なことが分かりました。
どうも、動体視力がいいようなのです。
卓球は、威圧的な剛速球を打ち返すので、「何か怨みでもあるん?」と言われるほどでした(笑)
元卓球部の子とも、互角に戦っていました。
野球は、小学生のころは男の子とばかり遊んでいたので、慣れていることもあり。
結構、ボールにバットを当てていました。

 

そして、ハードル走では不思議なことが起こります。
50メートル走は全然ダメだったのに、なぜかハードル走になるとスピードが上がるのです。
全然ハードル走になってない(笑)
50メートル走だと、ビリのほうなのに、ハードル走だと同じ50メートルでもトップから数えられるくらい上位に入りました。
謎です。
体育系の部活の子に、陸上やってたのか?と聞かれました(笑)

 

なぜか、ハードルがあると走りやすいのです。
おそらく、ハードルとハードルの間を3歩とか4歩で走れという決まりがあるからだと思います。
そのため、感覚がつかみやすかったのかもしれません。

 

体操をならってよかった

小さいころ、ちゃんと体の動かし方を習うことが大切なのは、私自身の経験からも言えると思います。
歩くことも、人に教えてもらわないとできなかった私が、球技やハードル走ができるようになったのは、運動の基礎を作ってもらったからだと思っています。
体育教室に入れてもらったのは、本当によかったと思います。