kaleidoscope

自閉症スペクトラム障害、ADHD、うつ病を抱える如月の万華鏡のような頭の中を、書き連ねていきます。わわわアールブリュット作家。

発達障害と性自認

性自認があいまい

私、昔から、自分の性別というものがよく分かっていないような気がするのです。

というより、性別って、そんなに大事なことなのだろうか、という認識をしているというか…。

未だに、身体的特徴以外では、自分が女性であるということを認識することは、少ないです。

 

遊ぶのは男の子と

小さいころは、一緒に遊ぶ友達は、男の子のほうが多かった。

同い年の友達が男の子しかいなかったこともあるけど。

小学校に入ってからも、なんだか男の子と遊んでる方が楽しくて、外でドッジボールとか野球とか、やってました。

いったん帰宅してから遊ぶのも、男の子と外で遊ぶ方が多かった。

小学校も高学年になると、女の子の成長は目覚ましく、それについて行けなかったからかもしれません。

 

服装

服装に関しても、中性的なものが好みです。

女性ものでも、ミリタリーテイストのものを着たり。

おかげで、大学生のときは、通りすがりの夫婦に「男か女かわからんな」と言われたことがあります。

少し離れたところにいたけれど、まる聞こえでした(笑)

その時は、ミリタリーなシャツに、カーゴパンツキャスケット帽をかぶっていました。

 

今でも、サイズ的に子ども服がちょうどよいので、男の子の服を着たりします。

襟付きの服だと、男の子の服のほうがデザインが好みのものが多いからです。

靴も、黒×赤なんかの色が好みなので、男の子の靴を履いています。

今気に入って履いているのは、シュンソクの男の子用、23,5センチと、キャロットのハイカットタイプ(黒)。

これが、足首をしっかり固定してくれるし、軽いし、歩きやすくて重宝しています。

 

私、どうも関節がゆるいようで、足首はすぐに抜けます。

抜けるというと、分かってもらえないことが多いのですが、要するに関節がすぐに外れます。

突然走り出そうとしたりすると、確実に足首が抜ける。

手首の関節も緩いので、楽器のスティック(バチ)や、三味線のバチの扱いは、結構ほめられます。

だから、足首をしっかり固定してくれる靴は、歩きやすくていいのです。

 

素敵だなと思う相手

好きになる相手(恋愛とはまた違うかもしれないけれど)も、男女関係ありません。

カッコいいと思う人なら、女性でも男性でも、性別に関係なくときめきます(笑)

変な意味ではなく、人間として魅力的な人と感じるのです。

人間としての魅力に、男も女もない、と思っています。

 

そういえば、大学生の時、友達の女の子に、「養ってあげるから、結婚しようよ」って、半分冗談で言われたことがあります。

私は、そういうのは全く平気です。

自分も相手も幸せなら、同性同士でも構わないと思うのです。

これこそが、本当の愛っていうものなんじゃないか、と勝手に解釈しています。

 

性別に興味がない?

自分の性別がよくわからない、なんていうのは、発達障害のなかでもちらほらと聞きますが。

本当は、それが普通なんじゃないかと思うのです。

女は女らしく。

男は男らしく。

そんな些末なことにこだわっているのは、ナンセンスなんじゃないかな、と思うのです。

 

だから、異性にモテるために、自分の性別を認識して強調するのも、そんなことしなくても…と思ってしまいます。

それが悪いと言っているわけではありません。

考え方は人それぞれですから。

 

男女の脳や体のつくりの違いは、物理的なことなので、それに基づく区別は必要だとは思います。

しかし、それ以上の区別は、不必要ではないか、と思うのです。

性別は違えど、同じ人間です。

女性であれ、男性であれ、どちらでもない性であれ、なんでもかまわないではないですか。

どちらかに分けようとするから、無理が生じる。

一部の少数の人に、しわ寄せがいってしまう。

 

そんなことを考える、今日この頃です。