kaleidoscope

自閉症スペクトラム障害、ADHD、うつ病を抱える如月の万華鏡のような頭の中を、書き連ねていきます。わわわアールブリュット作家。

才能?

得意なこと

 

今まで、つらつらと、他の人よりは少し得意なことを、いくつか取り上げて書いてきました。

音楽のこと。

パズルのこと。

文章を書くこと。

色彩感覚のこと。

 

人より少し得意なことは、最近になって気付きました。

その代り、人より劣っている部分にも、気付きました。

 

特殊教育

 

アメリカでは、能力に偏りのある子で、特殊な教育により、突出した能力を伸ばすことができる可能性のある子たちは、特別な教育を受けることができるそうです。

日本では、特殊教育というと、障害児教育ということになるわけですが。

アメリカでは、天才児にも、特殊教育が施されるようです。

 

サヴァンというのは有名ですが。

サヴァンまではいかなくとも、発達障害などの障害をを抱えながらも、何らかの才能のある子どもたち。

ギフテッド(神様から贈り物を与えられた子)とか、2Eキッズ、3Eキッズなどと呼ばれ、特殊教育の対象となるようです。

ギフテッドクラスや、2Eキッズクラスというものがある学校もあるとか。

 

日本の教育

 

日本では、他の子より秀でた能力は、学校では逆に押さえつけられることも多いです。

他の子と同じことをしましょう。

それが、日本の教育方針です。

他の子よりも知識が豊富な子は、学校の授業はつまらないでしょう。

そして、授業中は上の空になったり、もしかしたら授業を妨害してしまうようなことになるかもしれません。

 

勉強以外の能力のある子は、他の子の妬みの対象になることもあるでしょう。

唯一、運動能力を除いて。

なぜか、昔から運動能力に秀でた子は、スターになることが多いです。

音楽や絵画の才能は、見捨てられるのに。

 

そういった子は、いじめに遭う確率も高くなります。

他の子と、波長が合わなかったりするからです。


もしも…

 

私が、アメリカに生まれていたら、もしかしたらギフテッドとして才能を伸ばしてもらうことができていたのだろうか、と思うことがあります。

まぁ、才能と呼べるほどのものではなく、特殊教育の対象にもならなかったかもしれませんが。

もしそうなら、私の人生もまた違ったものになっていたのかなぁ、なんて想像もするわけです。

 

実際には、日本に生まれ、日本の教育を受けてきましたから、他の育ち方をしていたら…なんて考えるのはナンセンスですが。

才能なのか、単に他の人より少しだけ得意なのか。

もっと伸びたものなのか、そもそも今の状態までしか伸びなかったものなのか。

ちょっと、気になっているところです。