パニックの兆候
パニックのパターンと兆候
一口にパニックといっても、いろんなパターンがあります。
・ワーッと泣き叫ぶタイプ
・しくしく涙をこぼして泣くタイプ
・能面のように無表情になるタイプ
・ヘラヘラ、ニヤニヤしているタイプ
・暴れまわるタイプ
など
ワーッと泣き叫んだり、暴れまわったりするタイプは、パニックを起こしていることがわかりやすいです。
しかし、しくしく泣いたり、無表情だったり、ヘラヘラ笑ってしまうタイプでは、パニックを起こしていることが周囲に理解されにくいことが多々あります。
如月の場合
私の場合は、パニックの強さによって行動が違ってきます。
パニックが軽い方から順に
ヘラヘラ笑う→無表情になる→しくしく泣く
です。
私の場合、泣き叫びパニックはないので、しくしく泣くパニックが最大級のパニック表現です。
しかし、これは本当に人に伝わりません。
発達障害に詳しい主治医でさえ、私が診察中にしくしく泣いているのをパニックだと気づかず、話しかけ続けるという、禁忌を犯しました…。
見た目にわかりやすいパニック、わかりにくいパニックはありますが、パニックの兆候というのは、ある程度共通したものがあるのではないか、と思います。
パニックを絵で表すと
記事を書いていると、もりちゃんが絵にまとめてくれていました。
もりちゃんのページ↓
パニックの兆候
見た目にわかりやすいパニック、わかりにくいパニックはありますが、パニックの兆候というのは、ある程度共通したものがあるのではないか、と思います。
私の場合
【外側に出る兆候】
・そわそわと落ち着きがなくなる
・目がきょろきょろする
・興奮状態になる
・挙動がいつもと違う
・手や足をそわそわと動かす、手遊びが増える
・やたらしゃべる、おしゃべりが止まらない
・いつもより声のトーンが高い
・エネルギーが有り余っているように見える
・目が潤んでくる
など
【内側に出る兆候】
・ふわーっと浮き上がるような感覚
・めまい
・自分が自分でないような、薄膜をかぶったような離人感
・頭に血が上る感じ
・血の気が引く感じ
・感情が体の中で塊になる感じ
・泣きそうになる
など
ストレスなどでこのような状態になって、ストレスから解放されない場合、体の中で塊になった感情が、一気に頭のてっぺんから噴出します。
それが、「パニック」です。
最初は胃のあたりでもぞもぞしていたものが、だんだんと固くなって、食道を上がってきて、のどにまで到達し、その後頭の中に上り詰めます。
しばらく頭の中でとどまって、その後どっかーん!です。
爆発を必死で抑えようとするので、体中に力が入ります。
興奮状態ですので、呼吸も早くなって苦しくなります。
他人から見た兆候
パニックの兆候は、敏感な人なら気づくことができるかもしれません。
・いつもと何か雰囲気が違う
・大きなエネルギーの圧を感じる
・混乱状態に陥っているかもしれない
・おしゃべりしすぎている
・自分で止められないようだ
といった、何かしらオーラのようなものを感じ取ることで、パニックの前兆がわかるようです。
しかし、パニックの兆候に気づける人は、そう多くはありません。
なので、誰もがわかるような兆候が何かないものか…と考えています。
自分から「パニックが起きそうです」と言えればいいんですが、そうもいきませんので…(´・ω・`)
他の人のパニックの兆候を知りたいな、とも思っています。