kaleidoscope

自閉症スペクトラム障害、ADHD、うつ病を抱える如月の万華鏡のような頭の中を、書き連ねていきます。わわわアールブリュット作家。

三年ぶりの障害者歯科センターでの治療

今日は、3年ぶりに障害児(者)・高齢者歯科保健センターに行ってきました。
前々から、歯が痛かったのをなんとかごまかしながら我慢していて。
そろそろ、本格的に痛くなってきたので、治療するかどうかはともかく、口の中のレントゲンを撮るために行ってきました。
結局、治療が必要だったのですが。

何日も前から、そわそわしていて。
今日も朝から落ち着かず、緊張でおなかが壊れていました(;^ω^)
麻酔を使って眠るので、朝ごはんを食べた後は絶食。
数時間前から、絶飲。
お昼の薬だけ飲んでもよかったので、それだけ11時に飲みました。

そわそわしつつ、絵を描いたりピアノを弾いたりして何とか時間をやり過ごし。
12時40分に家を出ました。
道が比較的すいていて、車で15分で到着。

いつもは行くまでの間に体温が急上昇し、今までの最高記録は38.3℃だったのですが。
今回は、そこまで上がらずに37.0℃ですみました!
いつもは、麻酔を使う人だけが体温を測るのですが、今はコロナの影響で全員が測らされていました。
測る人測る人、「家ではこんなになかったのに!」と、37.5℃くらいの人が続出。
みんな障害者ですからねぇ、緊張や恐怖で体温上がりやすい人たちなんですって。
仕方ないよー(;^ω^)

しばらく待ったけど、如月はもう寝てるしかないので、覚悟を決めてぼーっとしておりました。
まな板の上の鯉、どうしようもありませんから…。
頑張るのは歯医者の先生です(笑)

一度、麻酔の先生がやってきて、体調の確認をしました。
前は若いお姉さんの先生だったけど、また先生が変わっていました。
3年ぶりだもんねー。

一応、13時30分からと聞いていたのですが。
突然N先生(かかりつけの歯医者さん)が来て、「さぁ、するで」と言って去っていきました。
その時、まだ13時15分。
30分からだと思っていたので、トイレを済ませていなくて。
あわてて「トイレ行っていいー?」と聞いたら、受付のお姉さんが「大丈夫ですよ、行ってきてください」と答えてくれました。

トイレから戻って、麻酔の先生に連れられて麻酔専用の治療室に入ると、N先生は奥の椅子に座って何やら資料を見ていました。
そして白衣ですらなく、いつものジャージを着ていました(笑)
いや、緊張しなくていいんやけど。
もうちょっとこう、医者らしい恰好ではないんですか…(;'∀')

心電図や酸素濃度を測る機械をつけたり、動いて危なくないようにぐるぐる巻きにされたり、点滴を刺されたりして準備が進みます。
その時に、N先生が麻酔の先生に「もう慣れてるから大丈夫。」と言い。
如月に「いつものやつ。慣れてるやろ。もう3回目くらいやし」と言うので、「違う!5回やった。6回目!」と訂正しました。
N先生に「え?そんなにやったか?そこまでやってないやろー」と言われたのですが。
ホントに6回目で、衛生士さんが「いや、ホントにそのくらいやってるんちゃうかな、今回で6回目。」と援護射撃をしてくれました(笑)
そして、「ちゃんと覚えてくれてる」と。
ほれ見ろ、如月の記憶は間違いないんだからなー!(笑)

そうこうしているうちに、麻酔の薬が注入されて。
麻酔の先生に「眠くなってきますよ」と言われて。
なんか眠くなってきたかな…と思った後の記憶がありません。

次に気が付いたときには、肩をトントンされて、「○○(如月の本名)さん、終わりましたよー」と言われました。
途中ですごく嫌なことをされていたようで、目が覚めてしまいましたが、それ以外は何も覚えていません。
しっかり眠っていたようです。
あら、終わったのねーと、寝ぼけた頭で考えていたら。
「ストレッチャーに移動しますよー」と言われてストレッチャーに移され、さらに回復室のベッドに移動させられ、転がされました(笑)

回復室で寝ている間に、N先生が説明に来てくれました。
如月はまだ半分寝ていたので、母上が説明を聞いたのですが。
N先生曰く、「一番奥の歯は何もなかったから、触ってない。二番目は前に神経抜いたのがまだ残ってるみたいやったから、やり直した。三番目は一回詰め物を外してみたけど、特に治療は必要じゃなかったから、また詰めといた。予定してたことは、全部終わったから。神経を触った歯はしばらく痛いかもしれない。適当に持ってる鎮痛剤のんどいて。堅いものは噛まないで。もし腫れるようだったら、明日クリニックに来て。」だそうです。
根っこが曲がってて取りきれなかった神経が悪さをしてて、流血沙汰になりながらも全部取りきった模様。
途中、出血してしまって、しばらく血が止まるのを待っていたようです。
帰宅してみたら、口の中が血みどろでした…。

やっぱり、犯人は奥から2番目の歯だったじゃないかー!!
先生は、ずっと「2番目は神経抜いてるから違う」って言ってたのに!
3年前に、根っこが曲がってて取りきれなかった神経が悪さをしてて、一度治療をし直して。
それ以来、じわじわと痛いながらも、その歯はもう治してるからと言われ続け、ずっと我慢してたんだぞー!!(笑)
全くもう(´_ゝ`)

母上によると、治療が終わってからも30分ほど寝ていたそうですが。
ある程度目が覚めたので、いったんベッドに座ってみて、ふらふらするけれど何とか歩けそうなので、帰宅しました。
麻酔の先生には、「大丈夫?」と聞かれたんですが、ふわふわするし首をかしげて悩んでいたら、「大丈夫そうやね」と言って笑われました(;^ω^)
靴がサスウォークじゃなかったら、確実に転んでたな。

帰るときに、N先生が医局にいるのが見えたので、お礼をしようと思って、受付のお姉さんに言って呼び出してもらいました。
すると、N先生が如月にもちゃんと経過を説明してくれてました。
「もう行かなくていいの?」と聞いたら、いつものクリニックに1か月後に来て、しばらく痛いのは我慢しろ、とのこと。
その時に、「これあげる!」と言って、お礼の絵を渡してきました。
この絵です↓

 

N先生、アマビエさんにハマってるようなので、アマビエさんを描いて持っていきました。
いつもお世話になってるし、前に絵をプレゼントしたのは3年前だったし。
渡したときに、「お!これはいいわ!待ち受けにもしてるんよ!」と言ってくれました。
待ち受けにするくらい、マイブームなんだな…(笑)
喜んでくれてよかった(*´ω`*)

すごく感謝を伝えたいのに、日本語で「とてもありがとう」のいい表現を思いつかなかったので、「Thanks a lot!」と書いておきました。
英語が堪能なようで、英語でも診療できる先生なので。

そのあと、如月はトイレに行っていたので知らなかったのですが、父上によると、N先生が医局で他の人にも見せびらかしていたようす(#^^#)みんなで疫病退散でも願っといてー( ´ ▽ ` )ノ

というわけで、何とか無事に帰宅しました。
とても歯が痛いけれど、とりあえずロキソニンを飲んで抑えています。

あぁー、疲れた。
寝てるだけの如月が疲れるんだから、先生はもっと疲れたでしょうね(;^ω^)
N先生も、麻酔の先生も、優しく介助してくれた衛生士さんも、本当にありがとうございました(*'▽')