kaleidoscope

自閉症スペクトラム障害、ADHD、うつ病を抱える如月の万華鏡のような頭の中を、書き連ねていきます。わわわアールブリュット作家。

わわわカフェに行ってきました!

昨日は、お友達のもりちゃんと一緒に、御坊のわわわカフェに行ってきました!
 
朝からパソコンのキーボードが反応しなくなり、再起動でフリーズし、強制終了もできず。
パソコンの裏蓋を開けて無理やり電源を切るというアクシデントに見舞われましたが、なんとか復旧させて出かけました(;^_^A
 
もりちゃんとは電車の中で待ち合わせて、カフェに向かいました。
カフェではシェフ特性の薬膳カリーとラッシーで昼食。
薬膳カリー、めっちゃおいしいです!
複雑な味なんだけど、いったい何が入っているのか…。
 
昼食を終えて、しばらくもりちゃんとおはなしして、その後は絵を描いていました。
その時完成した絵がこちら↓
 

 

タイトルは「御来光」です。

この絵の案は、実は半年以上前に出していたものでした。

それをどう表現するか?というところでストップしていたのですが、ちょうどいい表現方法に巡り合ったので、ストックから引っ張り出してきて描きました。

 

富士山の部分が白黒の細密画になっているのですが、これ、実は私のものぐさにより生まれました。

カラーの部分と、奇跡のコラボレーションが生まれるという結果になり、驚いております(笑)

 
Tさんに絵についていろいろ相談もさせていただいて。
最近立ち止まって、「さてどっち向きに進めばいいかな?」となっていたことも解決しました。
これからの方向性もだいぶん見えてきて、いろいろ試してみようと、ワクワクしています。
 
もりちゃんは「もっと自信を持って」と言われていて。
如月は「自信満々だ」と言われたので、思わず笑ってしまいました(;^_^A
これでも悩みながら、「これでいいんだろうか」と思いながら、描いてるんですけどねぇ(笑)
まぁ、「自信過剰」ではなく「適度な自信」は大事ですしね、自己肯定感もそんなに低くはないと思うし、いいことなのでしょう。
 
ずっと聞きたくて聞き忘れていた「アートとは何か?」という話も面白かったです。
私の中の「アート」の定義に、入りきっていなかったものがなんなのか、ハッキリしました。
「これいいな」「描きたいな」と感じるそれは何なのか。
それに名前がついた感じです。
もう少しそれを意識していきながら、色と線でもっとたくさん遊んでいきたいと思っています。
 
夕方に、御坊を出発して、地元に戻ってきました。
御坊駅での夕日の写真。
 
 
この写真、もりちゃんも同じように撮っていたのですが、写真を見比べてみてびっくり。
同じものを同じ場所で同じように同じ機械で(どちらもiPhone)撮影しているのに、撮った写真が違うのです。
 
なぜ違う写真になるのか。
それを、電車に乗っている間に話していて、理由がわかりました。
 
もりちゃんは、「夕日がきれいだから」と夕日に焦点を合わせて撮りました。
如月は、「夕日に照らされたホームと線路がきれいだ」と思って撮りました。
 
同じものを見ているのに、「どこを中心としてものごとを切り取るか」「何をメインにおいているか」が違う。
だから、違ったものになる。
 
もりちゃんは、如月よりももっと細部に注目して物を見ている。
如月は、もりちゃんよりは広い範囲でものを見ている。
そのあたりが違うんだろうなぁ、と。
 
この写真一つで、「一人一人、物の見え方は全然違うんだ」ということを実感して、感激しました。
 
地元に着いてから、行きつけのイタリアンレストランでもりちゃんと食事をしながら、いろんなことを話しました。
 
↓ドレッシングがとても美味しいサラダ
 
↓エビのペペロンチーノ
 
ピザも食べたのですが、写真を撮る前に食べてしまいました(;^_^A
 
パスタの写真を撮ったときも、同じものを同じように撮っているのに、やっぱり取り方が違うんですよね。
如月はお皿も少し入っていますが、もりちゃんはもっとパスタに寄った写真を撮っていました。
 
この後、もりちゃんをホテルに送り届けて、如月も帰宅しました。
 
 
今回の学び・気づきは、「人は同じものを見ていても、とらえ方は全く違う」ということでした。
頭ではわかってはいたけれど、実際に違いを目の当たりにして、感覚として落とし込めたのが面白かったです。
 
「この人は、どんな世界を見ているんだろう?」と思ったときは、写真を撮って見比べてみるのも一つの手なのかな、と。
 
見えているものの違い、本当に面白いです。
自分にしか見えない世界を、絵にも反映出来たらなぁと思いました。