主治医に相談される(精神科通院)
今日は、メンタルクリニックの定期通院日でした。
あさ9時に診察券を出して、呼ばれたのが12時。
3時間待ちだったんだけど、いったん家に帰って、昼ご飯を食べてから、病院に戻りました。
病院に戻ったら、すぐ呼ばれたので、あんまり涼むヒマがなかった(;^ω^)
診察開始すぐ、「前回、地震で帰れなくなった人、無事やった?」と聞かれました。
もりちゃんの救助に向かったの、覚えてたのねー(笑)
無事に帰れたいきさつを話すと、主治医が「それはよかった。」と。
先生に、「普段からお互いなんかあったときには、〈まぁ落ち着け〉って言い合ってるよ」っていったら。
「詳しく説明せんでもわかる人がいるのは、いいねぇって言われました。
先生、ちょっとうらやましそうだったぞ(笑)
ICDの最新版が出た話から、病気のカテゴリ分けの意義について話したり、診断の難しさの話になりました。
主治医が、病気のカテゴリ分けについて、「ホントに難しい。無理やり当てはめて病名をつけるけど、純粋に一つの病気で説明できる人はなかなかいないし、無理がありすぎる…」と先生の本音が(;^ω^)
また、最近、発達障害の誤診や過剰診断がちらほら話題になっているので、その話もしました。
主治医曰く、「新薬が出るとね、その薬が効く病気の診断が多くなるのよ。その話ばかり聞かされて、これもそうかな、あれもそうかな、って思っちゃうんだよねー。」と。
ADHDに関しては、ストラテラが発売された影響が大きいかな…と言っていました。
ADHD以外にも双極性障害とか、一時ブームになったこともあるらしい…。
ストラテラの話から、新規でADHDと診断した患者さんの話も、主治医から聞きました。
その人も絵を描く人らしく、主治医が「ストラテラで絵がかけなくなるかも」って言ったらしいんだけど。
私は、 「それは大丈夫だと思う。薬で抑えられてしまうなら、そもそもそれだけの能力なんじゃない?」って言っちゃった(^◇^;)
それに対して主治医が、「おっしゃる通りです…だってそもそも、薬ではどうにもならん人たちやもんなぁ」と。
そもそも、障害と才能の関係って、どこまであるかわかんないし。
障害と才能は、ごく一部重なるかもしれないけど、ほぼ独立したものでしょう?と如月は考えています。
あと、「絵の雰囲気が変わるかも」とも言ったらしいが、それについては「絵の雰囲気なんて、描き続ければ勝手に変わっていくもんだから、薬は関係ない」って答えておきました。
少なくとも、如月の絵はどんどん変わってるけど、それは薬のせいではないし。
主治医、その人が「何としても真水で生きたい(地球人として生きたい)」と言うので、「それをするとホントに無理をすることになるから、やめた方がいい」と説得したそうな…。
まぁ、地球人として生きるのは自由だが、かなりの覚悟と忍耐と精神力がいるからなぁ。
二次障害を起こしながらそれを目指すのは、確かにおすすめしない。
てか、如月がいろいろ説明してきたからか、主治医の考え方もずいぶん当事者寄りになってきてるんじゃないかと(笑)
主治医がようやくADHDであると判断したひとも、かなりドクターショッピングしてたみたいで、いままでストラテラさえ出なかったらしく、主治医が「なぜ?」と首をかしげていた。
それだけ、発達障害を正確に診断できる医者がいないんだろうな。
ホント、医者ガチャだなぁ…。
なんか、毎回診察のたびに先生の愚痴聞いたり、お悩み相談に乗ったりしてる気がするな?
今回も、「病気のカテゴリってホントに必要なのかな?」とか言い出すし、「ほかの当事者さんにこういう説明したんやけど…」とか言われるし。
如月は、主治医の相談員ですかね?(笑)
今日は暑かったせいか、とにかく毒舌気味でしたが、先生はなんとなくスッキリしたようで(笑)
私自身については、「とにかく暑いけど生き延びて。生きてるだけでもうしんどいと思うけど、なんとか生き延びて」で終わりましたw
まぁ、ぼちぼちなめなめ、生きますかね。