kaleidoscope

自閉症スペクトラム障害、ADHD、うつ病を抱える如月の万華鏡のような頭の中を、書き連ねていきます。わわわアールブリュット作家。

主治医も病んでいた(精神科通院)

今日は、メンタルクリニックの定期通院日でした。

朝9時前に診察券を出しに行って、診察室に呼ばれたのが1時過ぎ。

4時間待ちコースでした(;^_^A

 

神経内科での処方がリボトリールに戻ったことを報告。

リボトリールを飲むと、頭のビリビリぞわぞわした感じがおさまって、楽になることを報告。

実際に、2~3日に一度エビリファイを服用していたのが、週一くらいにまで減っています。

 

 あと、やる気がどこかに行ってしまう日が増えてきています。

○にたい、消えてしまいたいと思うことも、ちらほら。

季節的にも過ごしにくい時期ですし、仕方がないのですが、やっぱりそんなことはないに越したことはありません。

 

いろんな人に、「仕事しないの?」と聞かれるのが苦痛だ、説明が面倒くさい、という話もしました。

聞いてくるひとは、日常会話程度の感覚で聞いているだけだとは思うのですが、それが私にとってはなかなかグサッとくるわけでして…。

私自身がまだ、「外で仕事をしていない自分」を完全には受け入れられていないんでしょうね…。

 

お仕事ができるって、当たり前のことじゃないんです。

当たり前のようにお仕事ができる健康があるのは、とてもありがたいことなんですよ…。

 

そんな話をしていたら、主治医が「今の状態であれば、本来なら入院しているレベルだ」と言っていました。

だから無理に決まってるじゃないか、仕事できるできない以前の問題だ、と。

ありがたいことに、自宅で療養できる環境が整っているので、病院に缶詰にされずに済んでいるだけ、ということのようです。

あと、保険やらなんやらの関係で、入院適用扱いにならない、というのもあるようで。

これ、一人暮らしになったら入院しないといけないんじゃ…?

 

「遊んでるように見られてしまう」というのも主治医に言ったんだけど。 「生活が入院レベルなんだ。気にするな」と言われたので、ちょっと安心しております。

みんなこれくらいしんどいんだ、しんどいのを我慢してるんだって錯覚しがちだけど、違うんですよね。

しんどさのレベルが違うというか、基本的にエネルギーの消費量が違うんですよね。

多数派さんは、当たり前に仕事ができるくらい、エネルギー効率がいいんですよ。

 

あと、「どんなにしんどかろうと、あなたたち(発達障害の人)は、それが顔に出せないから、見た目にしんどさが伝わんないんだよねー」とも言っていました。

先生、わかっていらっしゃる。

しんどくても、ニコニコしたままでいちゃうし、いつもと変わらないようにふるまってしまう。

例えパニックになっていても、誰も気づかないんですよね…。

 

発達障害と感覚の異常に関しても少し話しました。

そもそも、多数派さんと、コミュニケーションの前提となる感覚が違うので、感覚の異常があればコミュニケーションが成り立たないのは当たり前ではないか?ということを話しました。

 

感覚の過敏や鈍麻は、言葉としては使うけれど、あまり論文とかで詳しくは見かけない、と主治医が言っていました。

ないことはないけど、まぁ、多くはないですね…。

 

そして、主治医は、DSM-5の診断基準に「感覚の異常」の項目が入ったの知りませんでした。

そのことを伝えると、ちょっとDSMを見直したようで、 ICDに反映されるの期待する、とのことでした(笑)

 

そのあと、なぜか不老長寿(仙人)の話になって。

古代中国の不老長寿の薬は毒薬だったという話をしました。

大学の漢文の授業で、不老長寿の薬のつくりかたを習ったんだけど(いったいなにを教えているのか、あの教授は・笑) 、あれ、ヒ素はいってるんですよねー。

だから、脳みそがやられて仙人になれたような気になるのではないかと、私は考えています(;^_^A

 

ちょくちょく消えていなくなりたくなるという話で、「ナチュラルに死にたいって思ったことない人が、それなりにいることがびっくりだ」って言ったら。

主治医も「そうなの?」とびっくりしていました。

「突然消えたいなーって思うことある。でもそんなことしたら周りに多大なご迷惑をかけるからできないけど」とも言っていました。

主治医も病んでるなぁ(;^ω^)

 

とまぁ、こんな感じで今回の診察は終わりました。

これから梅雨入りして、じめじめと暑くなってくるので、なんとか這ってでも生き延びねばなりません。

 

とりあえず、「生きてるだけでしんどい」ことを理解してくれる主治医がいるので、ぼちぼち生きますかね…。