kaleidoscope

自閉症スペクトラム障害、ADHD、うつ病を抱える如月の万華鏡のような頭の中を、書き連ねていきます。わわわアールブリュット作家。

小さな眼鏡

なつかしいメガネ

母がタンスの整理をしていると、とても懐かしい、こんなものが発掘されました。

 

 

見ての通り、メガネです。

メガネなんて、別に珍しくもなんともないじゃないか…。

そう思われるかもしれません。

が。

こうして大きさを比べてみると?

 

 

大きいのは、今使っている近視用メガネです。

小さいのは、さっきと同じメガネ。

 

遠視矯正用メガネ

 

そう、この小さいメガネは、私が幼稚園の頃に使っていた遠視用メガネです。

写真では大きさが分かりにくいですが。

とにかく、小さくて可愛いです。

 

幼稚園の頃、視力の発達が追い付いていなくて。

遠視の矯正のために、メガネをかけていました。

そのおかげで、小学校に上がる頃には、遠視は治っていました。

メガネをかけていたのは、1年ほどだったと思います。

 

当時最小のメガネ

当時、最小のメガネがこのメガネでした。

それでも私には大きくて。

ゴムを付けて、頭の後ろにゴムを引っかけて。

顔から落ちないようにして使っていました。

 

いまでは、まだ寝ている赤ちゃんにも使えるメガネがありますが。

当時は、このサイズが一番小さかったんです。

 

幼稚園の頃の写真も、メガネをかけた私が映っています。

メガネをかけるのを嫌がった覚えはありません。

多分、父親も母親も、メガネをかけていたからだと思います。

 

視力検査の記憶

それより、視力検査が面倒だった記憶が(笑)

まだ小さかったので、「C」の形の黒い物体を持たされて。

視力検査表の、あちこちバラバラな方向を向いた「C」を見せられて。

それと同じ向きにして見せて、と言われて検査をしました。

「なんでこんなことをさせられるんだろう?」と不思議だった記憶があります。

 

小さな小さなメガネ。

そこには、私が成長した証があります。

小さなころ、頑張って生きていた私がいます。

すごく愛しいです。

 

もし今、あのころの私に会えるなら。

「よく頑張ってるね」って、声をかけてあげたいです。