kaleidoscope

自閉症スペクトラム障害、ADHD、うつ病を抱える如月の万華鏡のような頭の中を、書き連ねていきます。わわわアールブリュット作家。

共感覚(音に色が見える)

新聞で、面白い記事を見つけました。

音に関する共感覚のことです。

その記事がこちら↓

www.nikkei.com

 

【新聞記事要約】

共感覚とは、音を聞くと色を思い浮かべたり、味に形を感じたり、文字に色が見えたりする、2つ以上の感覚が結びつく知覚現象。

共感覚の持ち主が感じる、「ドレミファソラシ」の7音の名前が虹の色に対応

・メカニズムは不明だが、なぜ音楽に心を動かされるのかヒントを与えてくれるかも

シベリウスやリストらが音と色の共感覚を持つ音楽家として知られる

・色の感じ方には個人差があり、法則はないと思われていた

・しかし、実験で平均値から共通するパターンが見られた

・ドレミファソラシは虹の色の順序に対応している

・色と音の結びつきは、音そのものよりも音の名前の方が強い

 

ざっとまとめるとこんな感じです。

 

私も共感覚を持っていて、以前ブログにも書きました。

 

kisaragikou0220.hatenablog.com

 

私の場合、音と色の対応は以下の通りです。

 

ド→赤(音の流れによってはクリーム色)

レ→オレンジ

ミ→黄色

ファ→黄緑

ソ→水色

ラ→赤みがかった紫

シ→グレー(もしくは紺)

 

この7音以外では

ド#(レ♭)→濃いオレンジ(赤に近いオレンジ)

レ#(ミ♭)→ベージュ系

ファ#(ソ♭)→緑

ソ#(ラ♭)→濃い青

ラ#(シ♭)→青みがかった紫

です。

 

言われてみれば、少々色の順番が違ったり、あいまいな色が入っていたりしますが、虹の色に対応しています。

 

また、今回の記事では、和音については触れられていませんが、和音にも色を感じます。

和音の方が複雑な色に見えます。

 

それぞれ、多少の違いはあるでしょうが、だいたい虹の色とおなじ順になっているというのは、非常に興味深いです。

虹の色は可視光を大まかに分類したものですので、人間が見える色と音が対応するとそうなってしまうのかもしれません。

 

どうして音楽を美しいと感じるのか。

美しいと感じる音楽と色の関係はあるのか。

非常に興味深い研究だと思います。