kaleidoscope

自閉症スペクトラム障害、ADHD、うつ病を抱える如月の万華鏡のような頭の中を、書き連ねていきます。わわわアールブリュット作家。

ボロボロよれよれの服(触覚過敏)

好んでよれよれを着ている

親にも「そろそろ、服新しいのに変えたら?」と言われるくらい、ボロボロの服を着ている如月です。

とはいっても、外出するときはきちんときれいな服に着替えております。

あくまで、家の中で過ごすときだけ、お気に入りすぎてボロボロになった服を着ているだけです。

 

服を買うお金がないというわけではありません。

確かに、あまり余裕がないので、次々と服を買うことはできません。

しかし、家で着るようなどうでもいい安い服くらいなら、買うことは可能です。

 

くたくたの感触がいい

今着ている服は、かなりしっかりした生地の、Tシャツです。

しかし、襟元やわきの下など、よく擦れる部分に穴が開いてしまっています。

それでも、捨てられないんです。

 

なぜかというと。

この、くたびれてくたくたになった布の肌触りが、最高に気持ちがいいからです。

新しい服は、モノによってはチクチクします。

布が固くて、皮膚とこすれて痛いんです。

だから、洗濯しまくって、くたびはてた洋服が、一番リラックスできる。

ただ、それだけです。

 

どんなにボロボロの服を着ていても、着ている自分からは服は見えないので、全然恥ずかしくありません。

見ている人の方が、恥ずかしいのでしょう。

私は、見た目よりも着心地を重視しているのです。

 

しかし、さすがにあちこち穴だらけでは、そろそろ別の服に変えなきゃなぁ…と思います。

新しい服が、洗濯を繰り返してちょうどよいくたびれ具合になるまで、またしばらく我慢しなければなりません。

 

いい感じにくたくたになった生地の、新品の服を売ってほしいなぁ…。

触覚過敏の人にやさしい服。

きっと、触覚過敏がない人にも着心地のいい服になると思うんだ…。