kaleidoscope

自閉症スペクトラム障害、ADHD、うつ病を抱える如月の万華鏡のような頭の中を、書き連ねていきます。わわわアールブリュット作家。

忘れっぽすぎ

とにかくすぐ忘れる

短期記憶がポンコツな私は、すぐにいろんなことを忘れてしまいます。
何か作業をしようとしていて、その前に別のことに気を取られて、そっちを先に片づけちゃうと。

「あれ?そもそも何しようとしてたんやっけ??」となることがしょっちゅう。


お風呂に入って、いつもの手順で動いているはずなのに、なぜか頭を洗い忘れたり。

しようとしたことと、まったく違う行動をとっていたり。

自分のしたこと、言ったことをまったく覚えていなかったり。


「ダメダメだ~」と言っていたら。

母上が、「年寄りとおなじやな」と言ってきます。

「違うわ!同じにすんな!」と猛抗議。

 

脳の機能の不思議

お年寄りは、いったん正常に獲得した能力が、衰えてくる。

私たち発達障害の人は、まず正常に能力を獲得できていない。

要は発達途上。


でも、母上が言うことも、一理あるのかな…と思うことも。

お年寄りは、能力が衰えてきて凸凹してくる。

発達障害は、うまく発達できなくて、能力が凸凹。


私の祖父は、父方も母方も、認知症になりました。

母方の祖父の認知症の発症に、いち早く気づいたのは、私でした。

祖父の睡眠障害から、「脳に異変が起きている」ことを察知し、母に伝えました。

その後、入院した病院で、レビー小体型認知症と診断されました。


認知症発達障害って、どこか似てるところがあるように思うんです。

どっちも、脳の機能の異常。


認知症は、どんどん機能の低下が進んでいく。

発達障害は、まだ発達する余地がある。

そこは逆だけれど。

過程というか、見かけの症状と言うか、そういった部分では似ている部分があるなって思うんです。


認知機能の障害や、認知の偏りなどは、本当によく似てるんじゃないかと。

あくまで私見ですけれど…。


人間の頭って、複雑で不思議ですね。

 

ぼんやりしすぎていること、忘れっぽいことに、自覚を持ってきたような気がします。

ストラテラを飲んだ時に、「あ!目が覚めてる!」って思って。

それから、頭の曇りをより一層、認識するようになりました。


もっといろいろ研究が進んで、頭の仕組みがわかったらいいのになーって思います。