kaleidoscope

自閉症スペクトラム障害、ADHD、うつ病を抱える如月の万華鏡のような頭の中を、書き連ねていきます。わわわアールブリュット作家。

あっちにも、こっちにもいる

結構身近にいる

以前、栗原類さんが、NHKの番組で、自身がADD(注意欠如障害)の当事者であることを、公にしました。


正直、びっくりはしませんでした。

変な人だなぁって思ってましたから。

(ただ、話を聞いているとどうも、ADDよりもASDではないのか?という疑問が浮かびましたが…)

 
最近は有名な人たちも、発達障害であることをカミングアウトしているし。

身の周りにも、発達障害だっていう人が結構いるし。

本人も周りも気付いていないけど、その気があるなっていう人も、結構いるし。

発達障害って、思ってるより世の中にたくさん存在するんじゃない?って思うんです。

 

コミュニティが作れるかも

今はまだ、発達障害の人の人数って、少ないように思われますけど。

実は、全員が集まれば、一つの自治体を運営できるくらいの人数が、充分いるのではないかと思います。

下手をすれば、近畿地方とかみたいに、地方が一つ出来ちゃうんじゃないかと、思うんです。


割合的には、発達障害者はまだまだ少数派かもしれません。

でも、定型さんに遠慮するような少なさではないんじゃないかと。

 

発達平坦症候群

もし、発達障害の人の数が、定型さんを上回る人数になったら。

今とは逆に、定型さんは「なんでも平均的にできるけど、面白くない人」っていうくくりに入れられて。

「普通すぎて、人生楽しくないんじゃない?」とか言われちゃったりして。

「発達凸凹症候群」じゃなくて、「発達平坦症候群」とか言われちゃったりして…。

 

当たり前の存在

今は、発達障害ってなにか特別なもののようにとらえられていますけど。

だんだんと、「あれ?あっちにも、こっちにもいるじゃない。なんだ、びっくりするようなことじゃないんだな」って思われる世の中になっていくんじゃないかな。


一人一人が生きやすい世の中になることを目指して。

みんなが違うことが「当たり前」だという認識が、世間に広まって。

みんなと違うことは悪いことではない、という感覚がもっともっとひろまって。

豊かな社会になればいいな。