kaleidoscope

自閉症スペクトラム障害、ADHD、うつ病を抱える如月の万華鏡のような頭の中を、書き連ねていきます。わわわアールブリュット作家。

心理テストの選択肢

選択するのが至難

病院やネットでする、心理テスト。

病院のテストはともかく、ネットで心理テストをしてみたことがある方も、多いと思います。

その心理テストで思うこと。

 

心理テストの選択肢って、大抵、1~5段階くらいに分かれていて。

「とてもあてはまる・まあまああてはまる・どちらともいえない・あまりあてはまらない・まったくあてはまらない」

という選択肢になっていると思います。

 

質問に対する回答が、明らかにあてはまる!とか、あてはまらない!なら困らないんですが。

「○○の場合には当てはまるんだけど、○○以外の時には当てはまらないんだよな」とか。

「○○じゃなければそうなんだけど、○○だとどうかな~」っていう場合があるんです。

 

そんなとき、どれを選んでいいかわからない!

「どちらともいえない」を選べばいいじゃないか、と思われるかもしれません。

しかし、どちらともいえない、という選択肢は選べないんです。

 

どちらともいえないってどういうこと?

なぜかというと。

「どちらともいえない」って、意味が分からないからです。

どちらともいえないって、どんな状態?

「あてはまる」わけではないけど、「全く当てはまらない」わけではない状態?

なら、「まぁまぁあてはまる」か、「あまりあてはまらない」という回答になるのでは?

そう考えると、「どちらともいえない」の意味が分からなくて。

混乱してしまいます。

 

だから、どうにかして、どちらかのカテゴリに分けてしまおうと、必死で考えます。

だから、簡単な心理テストでも、回答にとても時間がかかってしまいます。

 

最近では、確率として、80%以上あてはまったら、「とてもあてはまる」を選択しよう。

30パーセント~80%くらいなら、「まぁまぁあてはまる」にしよう。

そんな風に、ある程度自分で基準を作って答えます。

 

病院でも、心理テストのみで診断をするわけではなく。

あくまで診断の補助として使うだけだと知って。

ある程度、適当に答えられるようになりました。

「ちゃんと答えなきゃ!」っていうプレッシャーが、余計に頭を混乱させるんですよね…。

 

発達障害の特性である、オール・オア・ナッシング(全か無か)思考の弊害が、こんなところにも出ています。

白黒はっきりしないものは、本当に苦手です。