大人と子供の人格の同居
大人の自分と子供の自分
いままで、いろいろと自分の言動を、分析してきました。
そのなかで、思ったことがあります。
それは、私という人間の中には、大人の人格と、子どもの人格が同居しているのではないか、ということ。
対人関係を担当している私と、好き勝手に行動しようとしている私が、私という一つの身体の中に、混在しているように思うのです。
人間、誰だって、人格は完全に一つだということはないと思います。
一人の人間の中に、少なくとも善と悪の二人がいるはずです。
よく、天使と悪魔に例えられますよね。
それと同じで、私の中にも善と悪の二人の私がいます。
そしてさらに、大人な私と、幼子の私がいます。
その二人は、それぞれ理性と、感情・感覚を司っています。
時々、私は実年齢よりもずっと悟ったことを言います。
それは、理性が大人なんだと思います。
でも、逆に、赤ちゃんのおもちゃが楽しいと思ったり。
好き勝手な行動をしてみたり。
感覚や感情が、うまく分化・統合されていなかったり。
そんな、幼子の部分があります。
能力の凸凹
発達障害は、能力の凸凹であると言われています。
それと同時に、感情・感覚と理性の発達も、凸凹があるのかな、と。
社会では、大人の私が、幼子の私の面倒を見ながら、上手く振る舞ってきました。
しかし、幼子の私の面倒を見ることに疲れたとき、大人の私はダウンしてしまいます。
大人の私に相手をしてもらえなくなった幼子の私は、感情を爆発させ、パニックを起こし、泣き叫び、自分の欲求を何とかして満たそうとします。
それが、自分で自分を持て余しているときの状態なのかな、と思います。
大人とこどもの人格が同居しているといっても、その二人の間ではちゃんと連絡がついていますし、自分でコントロールすることもできます。
だから、病的なものではないと思います。
誰にでも起こりうる状態である、とも思っています。
そんなちぐはぐな自分を、上手にコントロールして、子どもの心をもった大人として、生きていきたいなぁと思っています。