テレビ番組を見ている時。
私と家族でとでは、見ている部分が違っている。
そんなことが、よくあります。
具体的に、どんなふうに違うのかというと。
家族は、出演者の言葉や演技を見ています。
それに対して、私は後ろの景色を見ていたり、音楽を聞いています。
だから、番組を見ているとき、特にドラマを見ているときの感想が、家族とは違うものになります。
家族は、出演者の会話や演技で、笑います。
私は、小道具で笑います。
背景にも、ちょっとした遊びが隠されています。
それが面白くて、笑います。
美術さんにとっては、いい視聴者かもしれません(笑)
テレビ番組を見ていても、自然とBGMが頭に入ってきます。
だから、他の番組でその曲が使われていると、「あ、○○(番組名)の曲だ!」と、すぐにわかります。
オープニングやエンディングで使われた曲なら、誰でも分かると思います。
私の場合、劇中で使われた曲でも、すぐにわかるのです。
そして、番組内で使われている音楽にすぐに反応してしまいますから、番組を見ていても曲ばかり気になってしまいます。
番組の内容はそっちのけで、「これは○○っていう曲だ」とか、「○○で使われた曲だ」とか。
「時々この曲が出てくるな、この番組の音楽担当の人は、この曲のファンなんだな」とか。
基本、番組出演者の顔なんて、見ていません。
だから、「○○さんが出てたドラマ!」って言われても、分かりません(笑)
そして、俳優さん・女優さんの名前なんて覚えていませんから、いつも役名で呼びます。
全然関係のないドラマの時にでも、役名や役の特徴で呼ぶので、周りの人が混乱します。
たとえば、ある俳優さん。
その人がある番組で担当した役の口癖が、「○○なのね」だったので、「なのね」と呼んでいます。
家族との会話でも、「この人、なのね?」と聞きます。
顔を見ただけでは、誰か分からないから、その俳優さんかどうか、確認するのです。
家族が「全然違う、似ていない」という俳優さん・女優さんの顔が、混ざって分からない、なんてこともあります。
たとえば、仲間ゆきえさんと、綾瀬はるかさんが、そっくりに感じてしまうのです。
おそらく、目とか口とか、一部分のみ認識しているので、そう見えてしまうのだと思います。
少々、相貌失認の気があるように思います…。
人の顔が全く分からないわけではないんですが。
ドラマを見ているだけで、多数派とは見ている世界が違うということが、よくわかります(;^_^A