kaleidoscope

自閉症スペクトラム障害、ADHD、うつ病を抱える如月の万華鏡のような頭の中を、書き連ねていきます。わわわアールブリュット作家。

ケアレスミスが多い

しょうもない間違い

 

昔から、テストなどでケアレスミスが多くて困っています。

アホか?って、自分でも笑いたくなるくらいの、ケアレスミスばかりです。

 

どうしても見落とす

 

小さいころから、母に何度も言われました。

「問題を解き終わったら、間違えていないか、必ず確認しなさい」と。

私は、言われた通りにチェックをしていました。

それでも、どうしてもなくならないケアレスミス

 

何度、母親に叱られたか。

そのたびに、「ちゃんとチェックしたもん!」と、何度言い返したか。

 

今思えば、私のチェックは穴だらけ、ってことなんですよね。

問題を解いている時は、思い込みで解いていて。

その思い込みのまま、見直しをするから、間違いに気づかない。

 

もしくは、問題を解いているときに、他のことに気を取られて集中できず、ミスをしてしまう。

見直しをしている時にも、他の問題が気になったりして、集中できない。

 

気が散る!

 

試験の時の教室って、静かなのに、とても気が散りました。

他の人が紙をめくる音が聞こえたり。

文字を書く音が聞こえたり。

消しゴムで書いた文字を消す音が聞こえたり。

時計がカチカチ鳴っていたり。

鉛筆が転がったり。

先生が見回りのために教室を歩き回ったり。

 

いろんな音が、鳴っていました。

その音が気になって、集中できないことも多かった。

特に苦手な分野の試験では。

 

好きなことなら、何時間でも熱中して、他の事は何も分からなくなるのに。

過集中になってしまうのに。

過集中じゃないときの頭の中は、全く集中できず、騒々しい。

 

今考えるべきでないことが、突然、思考の中に割り込んで来たり。

いろんな音が頭の中で反響したり。

 

どうしてケアレスミスがなくならないのか。

ずっと、不思議でした。

でも、自分の特性を理解してゆくにつれて、その理由が、少しわかった気がします。

 

些細なことで気が散ってしまう。

注意力が散漫になってしまう。

集中したくても、集中できない。

それが、ケアレスミスの一因なのかもしれません。

 

不注意は命取り

 

テストのケアレスミスは命取りにはなりませんが、日常生活では、不注意が重大な事故を引き起こすこともあります。

仕事でなら、重大な責任問題にもなりかねません。

困ったものです。