kaleidoscope

自閉症スペクトラム障害、ADHD、うつ病を抱える如月の万華鏡のような頭の中を、書き連ねていきます。わわわアールブリュット作家。

体力のこと

体力がない

 

私は、とても疲れやすいです。

自閉系の人間は色々な刺激に弱く、過敏に反応してしまうため、疲れやすいとも言われているようです。

 

確かに、出かければ太陽のまぶしさに疲れ。

人の多さに疲れ。

騒音に疲れ。

匂いに疲れ。

色々な要因で、短時間の間にどんどん疲れが蓄積してしまいます。

 

1歳半の体力

 

前に、病院で言われました。

あなたの体力は、一歳半くらいの子どもと同じだ、と。

 

一歳半と言えば、少し走れるようになっているころでしょうか。

遊んで、ご飯を食べて、お昼寝。

また遊んで、疲れたらお昼寝。

疲れたらすぐに眠ってしまう。

そのくらいの体力だそうです。

 

今は、毎日ほとんど自宅で過ごしています。

しかも、家事をするでもなく、ただ部屋で過ごしています。

ほとんど動くこともありません。

というより、動くだけの体力がありません。

頭はそれなりに働くので、こうしてブログをUPしたり、物を書いたりすることはできています。

でも、それだけでも疲れるので、毎日お昼寝を1~1時間半、しています。

完全に、小さな子どもと同じ生活です(笑)

 

壊れた電池

 

体力の回復も、遅いです。

性能の悪い充電式の電池で、何度充電しても、フルに充電することができないのです。

それどころか、充電器につないでいるのに、1%しか回復していない、なんてこともざらにあります。

これが携帯電話なら、即買い換えられていますよね。

もしくは、電池パックだけ入れ替えますよね。

 

私の電池も、交換できたらいいのに。

携帯電話の性能が悪いわけではないんです。

ただ、機能させるのに、通常の携帯電話より電池を消費してしまうんです。

困ったものです。

 

もしかしたら、性能が良すぎて電池を食うんじゃないかと、ときどきいい方へ考えたりもします。

でも、いくら性能が良くても電池がなければ、使い物にはなりません。

 

体力がないと社会生活にも支障がある

 

体力を削らずに、能力を生かせる仕事はないのか。

病院でも言われました。

でも、仕事ってそもそも体力・精神力を削って賃金を得るのだから、そんな仕事はありませんよね。

 

だから、とにかくエネルギーを回復させなければならない。

でも、それに莫大な時間がかかる。

一般の人が3か月で復帰できるとして、私はその何倍も時間をかけなければならないのです。

余計に、「ダメな自分」の印象を自分で刷り込んでしまう。

 

自分の得意なことは、ある程度分かっています。

でも、それを仕事にするとなると、「経営」というものをしなければなりません。

そこまでする体力・精神力がありません。

誰かの援助が必要になります。

今は、それをしてくれるところとつながることができて、本当に助かっています。

 

というわけで、体力のお話でした。