kaleidoscope

自閉症スペクトラム障害、ADHD、うつ病を抱える如月の万華鏡のような頭の中を、書き連ねていきます。わわわアールブリュット作家。

大きな音が苦手

大きな音が嫌い

 

私は、大きな音が苦手です。

これは、聴覚過敏とかぶるかもしれませんが、ちょっと違うような気もするのでカテゴリを変えています。

 

大きな声

 

 

たとえば、怒鳴り声です。

だんだん声量が上がる人もいれば、突然わっと大声になる人もいます。

私は、相手の声に耳を慣らして、話を聞いています。

この人は、このくらいの声量で話すのだな、とインプットしてから声を聴きとっています。

だから、その覚悟をしている範囲以外の声量を突然出されると、すごくびっくりします。

 

女性が声を荒げるのも、耳に突き刺さって痛いですが。

男性の怒鳴り声は、恐怖を感じます。

なぜかは分かりません。

でも、頭の中にガンガン響き渡って、すごくしんどくて。

めっちゃくちゃこわいのです。

私はわりとポーカーフェイスらしく(良いように言いましたが、要するに無表情)、その場ではビビっているように見えないようで。

余計に怒鳴られてしまうこともあります。

でも、心の中はパニック状態で。

身体は震えていますし、心臓もドキドキと早鐘を打っています。

 

客が怒鳴ることが多々ある部署で、仕事のストレスが溜まって体調を崩してしまいました。

しかし、6年も良く続いたよ、そんなんで。

 

 

怒鳴り声以外にも、大きな音ってありますよね。

たとえば、雷。

雷は、最初は遠くからゴロゴロ聞こえてきます。

私は、大きな音でなくても雷が怖いので、ゴロゴロと雷のような音が聞こえると、ピタっと動きを止め、固まります。

そして、周りに誰かがいるときは、「今の雷?」と聞きます。

遠くの雷のときは、周りの人は聞こえていないことが多いです。

 

そのくらい、雷が怖いので、近づいてくるとどんどん音が大きくなって、もうパニック状態です。

雷は、鳴る予測がつきません。

一回鳴って終わりの時もあるし。

何回も続けて鳴ったりもするし。

予測がつかなくて、本当に突然ドカン!となるので、恐怖以外の何物でもありません。

 

そして、雷は突然光ります。

この光がまた、怖いのです。

お化け屋敷で、驚かせるためにフラッシュをたくところもありますが。

それと同じ状態です。

メチャクチャ怖いです。

 

だから、小さいころは雷が鳴りだしたら布団にもぐりこんで、震えていました。

今でも、夜中に雷が鳴ると、布団をかぶって耐えています。

 

物がぶつかる音

 

 

他には、誰かが缶箱を落とした時なんかも、大きな音が鳴ります。

缶箱と床がぶつかって、「がっしゃーん!」と大きな音が出ます。

この音は、耳に突き刺さります。

フィルターを破って、脳に直接突き刺さります。

 

工事現場で何かものを落とした時も、すごくびっくりします。

やめてほしいです。


恐怖

 

こんな感じで、突然鳴る大きな音は、恐怖です。

何に例えたらわかりやすいかな。

「やりたくもない『ワニワニパニック』を、無理やりさせられて、ワニに噛みつかれてびっくりする」感じ、でお分かりいただけるでしょうか。

いつ噛みついてくるかわからないドキドキ感で遊ぶわけですが。

噛みつかれた時のビックリ感の、何十倍もびっくりするっていう感じです。

 

とにかく、驚いて、本当に飛び上がります。

心臓が止まりそうになります。

そのくらい、突然の大きな音は、ストレスです。

身の危険を感じます。

 

だから、大きな音でパニックになるのです。