バリア機能があれば
欲しい機能
「バリア!」
小さいころ、オニゴッコをしているときに、この言葉を叫ぶと。
鬼がタッチできないというルールがありました。
「バリア!」と叫ぶことで。
自分の周りに、見えない壁を作ることができるんです。
そう叫ばれると、鬼は一切手出しができません。
しかし、ずっと「バリア」の効果が続くと、オニゴッコは面白くありません。
なので、「バリア」の効果は、5秒までとか、10秒までとか、決められていました。
ふとそんなことを思い出して。
日常生活でも、「バリア!」と叫べば、自分の周りに透明な壁ができるといいのになぁって、思いました。
要は、透明なバリケードを作るみたいな感覚。
バリアの使い道
周りの音が辛いと思ったら、「バリア!」。
これで、音を防ぐことができます。
人が自分の領土に侵入し過ぎだと思ったら、「バリア!」。
これで、パーソナル・スペースに、土足で踏み込む族(やから)を追い出せます。
臭いなと思ったら、「バリア!」。
空気を遮断して、匂いの刺激から自分を守ります。
少しまぶしいなと思ったら、「バリア!」。
茶色っぽい色の透明なフィルムのような壁が作れれば、外出も少しは楽になるでしょう。
必要なときには、「バリア!」と叫ぶことで、世間との間にバリケードが作れて。
不必要になれば、すぐに解除できる。
そんなことができれば、感覚過敏は少し楽になって。
生きやすくなるのかなぁ、なんて思っています。
そんな能力を持つこと、できませんかねぇ?
もしくは、科学技術によって、可能になりませんかねぇ?
以上、感覚過敏に悩む、一個人の妄想でした。