ADHDとは?
ADHDについて
「ADHD」について、連載を始めようと思います。
最初、私にはADHDの診断がついていませんでした。
しかし、受診を重ねるうちに新たにADHDの診断が追加され、服薬も始めました。
ADHDについて、調べて理解したこと。
自分の体験。
それらを、書いていこうと思います。
それでは、第一回目。
まず、ADHDって、そもそも何なの?というところからはじめましょう。
ADHDってなに?
ADHDは、日本では「注意欠如・多動性障害」と訳される、生まれつきの脳の機能障害です。
ADHDは、発達障害の一種で、多動性・衝動性・不注意を特徴とします。
小学生くらいの年齢の子の、3~5%にその症状がみられるといわれ、男女比は3~5:1と、特に男児に多いと考えられています。
しかし、女児では多動性・衝動性が目立ちにくいこともあり、見逃されている可能性が指摘されています。
発達障害とは
発達障害とは、知的な機能に問題はないにもかかわらず、ある特定の分野に発達の遅れがある状態を言います。
発達障害には、以下のようなものがあります。
・広汎性発達障害(PDD)
・高機能広汎性発達障害(HF-PDD)
・特定不能の広汎性発達障害(PDD-NOS)
これらは現在、まとめて、「自閉症スペクトラム障害」あるいは「自閉スペクトラム症」と呼ばれています。
★ADHD
・多動性・衝動性優勢型
・不注意優勢型(ADD)
・混合型
★LD(学習障害)
・書字障害
・読字障害
・算数障害
・その他の学習障害
★発達性協調運動障害(通称「不器用症候群)
★トゥレット症候群
これらは、単独で持っている場合もあれば、いくつか合併していることもあります。
上記のように、ADHDも発達障害という大きな枠組みの中の一つなのです。
ADHDでは、行動面における症状が現れます。