kaleidoscope

自閉症スペクトラム障害、ADHD、てんかん、うつ病を抱える如月の万華鏡のような頭の中を、書き連ねていきます。わわわアールブリュット作家。

大学1回生

大学生になった

 

大学受験を乗り越え、無事高校を卒業した私は、ついに大学生になりました。

卒業前の、もう学校に通わなくてよくなった2月に、大学を訪れ、大学生協を通じて学生マンションも決めていました。

大学まで徒歩10分ほどの距離。

大家さん(管理人さんというより、ホント大家さんという感じ)もいい人で。

女子学生専用マンションで、男子連れ込み禁止。

部屋は7畳、キッチン2畳。

ちゃんとしたオートロックで家賃は4万1千円。

安いです。

田舎だから(笑)

周りは、山と畑と、学生マンションと民家しかありません。

何かあれば大家さんがすぐ来てくれるマンションでした。

 

4月上旬。

京都の某女子大に入学しました。

大学は、急な坂道を上った山の上にあり。

私が入学した当初は、建物が6つしかなく、キャンパスも狭い小さな大学でした。

私が卒業するころには、建物も3つ増え、学部も増え、共学にもなっていました。

 

入学式

 

入学式の前日、オリエンテーションがありました。

そこで、お友達を作りましょう、という行事です。

そして、私は同じ学科の子と、とりあえず知り合いになりました。 

 

入学式。

私は、一人で出席しました。

大学の入学式では、一人で出席してる子も多かったです。

私は、文学部歴史学科の1回生になりました。

はっきりと「歴史学科」と名前の付くところに入りたかった私は、満足でした。

関西では、大学1年生のことを、大学1回生と呼びます。

順番に、2回生、3回生、4回生となるのです。

 

入学式では、学部学科別に、名前の順に並びました。

歴史学科には、私と同じ苗字の子が他に3人いました。

だから、歴史学科には4人、同じ苗字の子がいました。

そして、私の左に座った子が、話しかけてきました。

その子を、イツミとします。

イツミは、「同じ苗字ですよね、よろしく」と声をかけてくれました。

お互い、下の名前も言いました。

でないと、ややこしいからです。

私は、イツミの珍しい読み方を、すぐに言い当てました。

高校の部活で、同じ名前の子がいたからです。

 

ゼミ

 

入学式が終わると、自分の所属するゼミごとに教室に分かれました。

この大学では、1回生からゼミに所属します。

高校までの、クラスと同じようなものです。

クラス担任のような、ゼミ担任教授もいます。

一つのゼミは、だいたい20人くらいでした。

教室に入ると、イツミと、私の右にいた同じ苗字の子も、ゼミが同じでした。

私の所属するゼミには、同じ苗字が3人もいました(笑)

後々、先生方が大混乱しますw

 

オリターという相談役

 

1回生の前期は、各ゼミに「オリター」とよっばれる、いわゆるお世話係の先輩が2名つきます。

はじめての大学生活ですから、何かと先輩に相談したいことも出てきます。

そのための、お世話役です。

教室では、オリターの先輩主導のもと、自己紹介などが行われました。

一人だけ、別の大学にいたけれど、どうしても歴史を学びたいと、大学受験をし直した同級生がいました。

年は、1つ上です。

 

新入生キャンプと友達

 

新入生は入学して1週間で、全員が「新入生キャンプ」に参加します。

キャンプと言っても、1泊2日の修学旅行のようなものです。

学科ごとに、行先が違います。

そこで、みんなで舞台発表をする決まりになっています。

そうやって、クラスでお友達をつくりましょう、という企画でした。

私たちのクラスは、当時ドラマで流行っていた「大奥」をすることになりました。

何度か話し合いをして、みんなで、配役を決めました。

1つ年上の同級生と、同い年だけど年上に見える子が、脚本を書き。

他の子で、役を分けることになりました。

私は、イツミと一緒に、御匙(医者)役をすることになりました。

 

練習をしている間に、イツミともっと仲良くなり、脚本を書いたアイと、東郷さん役のハツエ、そしてもう一人ヨウコと仲良くなりました。

最終的に、イツミとアイ、ハツエとは、4年間ずっと仲良くしていました。

卒業した今でも、時々連絡を取り合っています。

歴史学科なだけあり(しかも、女子大の歴史学科)、私と似た世界に住んでいる人が、多かった(笑)

 

新入生キャンプは、歴史学科なだけあって、歴史関係の場所めぐりでした。

みんなで、大学からバスに乗り、兵庫県に向かいます。

2つのゼミが一緒にバスに乗りました。

オリターさんも、教授・助教授も一緒です。

バスの車中でも、助教授による、その地その地の歴史解説がありました。

 

バスの車中では、私はハツエと一緒に座りました。

そこで、漫画の話をして。

当時はまっていた、「沈黙の艦隊」の話をして、ハツエを洗脳。

そして、漫画を貸し、自衛隊ファンへと引きずり込むのでした(笑)

 

最初に、大学に非常勤講師として来ている先生が館長を務める、兵庫県の博物館に行きました。

先生が館長なので、特別にタダで見学し、ガイドもついてくれました。

文化系の歴史博物館でした。

そして、そのあとは赤穂へ向かいました。

あの、赤穂浪士で有名な赤穂です。

赤穂城の前に、茶屋があります。

そこで、お昼ご飯を食べました。

 

そして、昼からは赤穂城を見学。

天守などはありませんでしたが、奥(城主の嫁などが住んでいたところ)の間取りが、地面に描かれていて、面白かった。

ここでも、イツミ・アイ・ハツエ・ヨウコと一緒に行動。

そして、赤穂の旅館に、宿泊しました。

夕方4時ころチェックインし、部屋に入りました。

ゼミごとに2つ部屋が与えられていました。

私たちの部屋は、ガラス張りの角部屋で、海が一望できました。

素敵な景色の、素晴らしい部屋でした。

ついでに、下にある露天風呂がのぞけました(笑)

 

そして、そこからは劇の最終チェックをして。

夕飯を食べ、そして宴会場の舞台で舞台発表をしました。

私たちのゼミの「大奥」も、お笑い要素を取り入れてそこそこ成功。

一番すごかったのは、宝塚をやったゼミで。

男役をやった子が、一躍人気に!

わらわらして大変だった(笑)

女子だけだから、そういう子はあこがれの的になります。

 

そして、その日は風呂に入り。

布団をぎゅうぎゅうに敷きつめて、雑魚寝。

 

次の日は、またバスに乗り姫路城へ。

姫路城の天守を見学し。

先生方の解説も聞きながら、楽しみました。

ただ、時間が少なく、天守に駆け上がってすぐ降りるという見学だったので、心残りとなりました。

先生が、「あとからあとから継ぎ足して、構図が狂っている不細工な城」と言ったのが印象的でした。

一般的には、美しい城、と言われていますから。

でも、確かに中心線が変なところでずれていたり、構図が狂っていました。

 

そして、私たちは帰路につきました。

 

私の居場所

 

元々、「歴史が好き」という同好の士が集まっています。

しかも、「女子で歴史好き」です。

みんな、変わり者でした。

だから、私にはすごく居心地のいい場所でした。

すぐに数人と友達になれたのも、そのためだと思います。

この後、どんどんハチャメチャなグループになっていくのですが。

 

こうして、私の大学生活が、幕を開けました。