読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

kaleidoscope

自閉症スペクトラム障害、ADHD、てんかん、うつ病を抱える如月の万華鏡のような頭の中を、書き連ねていきます。わわわアールブリュット作家。

高校の授業と塾通い

高校の授業と塾通い

 

高校では、授業の内容が、中学とは格段に違いました。

あまりのスピードと内容のむずかしさに、だんだん授業についていけなくなりました。

特に、1年生の時は、数学は先生との相性が悪かったこともあり。

全く分かりませんでした。

他の子たちも、「数学の先生の説明が悪すぎる!先生を変えてくれ!」と担任に詰め寄ったくらい。

(このあたりが、頭のいい子たちが集まってるなって思う。普通、先生変えてなんて言わないよね・笑)

周りの子でさえわからないのだから、私にわかるわけがありません。

そのため、数学のテストでは200点満点の60点あたりを取っていました。

(200点満点なので、60点で赤点です)

 

前後の式のつながりが理解できない

 

私は、数学の式をきっちり全部書いてもらわないと、どうして前の式から次の式が出てくるのかが、わかりません。

ロボットアニメなんかの変形シーンがありますが、その変形前と変形後だけを見せられても、どうつながっているのかが分からないのです。

変形途中を順を追って教えてほしいのです。

ここで、かなり躓きました。

しかし、みんなが分からなくて悩むところは、私には簡単すぎて。

逆に、みんなが分かることが、私だけわからないのです。

これには、困りました。


覚えられない

 

他の授業も難しく。

英語の授業もダメダメでした。

毎週、単語テストがあるのですが。

その単語も覚えられず。

長文読解はまだしも、オーラルコミュニケーション(文法などの勉強)なんて、壊滅的で。

先生からは、「覚えようと努力しているか?」と聞かれること多数。

どんなに頑張っても、頭に入らないときは入らないのです。

そして、日本語のコミュニケーションでさえメチャクチャなのに、英語のコミュニケーションルールを学ぶなんて、無理な話です(苦笑)

 

意図が読み取れない

 

あと、国語の現代文は、まったくわかりませんでした。

文章は読めますし、意味も理解できます。

しかし、作者が何を意図しているのか?と聞かれても、全く分かりませんでした。

ただ、古典と漢文は割と点数が良かったです。

漢文なんて、ルールがきっちり決まっているので、それ通りに読んでいけばいいからです。

私は、白文(返り点をつけていない漢文)も、自力で返り点が付けられるようになっていきました。

 

カタカナがダメ

 

政治経済や、生物、日本史などの、覚えれば解けるような教科はそれなりの点数を取っていました。

ただ、世界史は、カタカナの名前が沢山出てくるので、全く覚えられませんでした。

 

授業が分からない、集中できない

 

そんな状態だったので、授業中は先生が何を言っているのか分からず、ぼんやりしていることが多かったです。

そして、テストの答えの解説の時に、先生が「ここは授業で説明したけど」と言ったことも、時々聞いた覚えのないことがありました。

友達に聞くと、「先生言ってたよ」というのです。

今から考えると。

私が、自分の世界に入り込んで、ぼんやりしていて聞いていたかったか。

もしかすると、てんかんの発作で一時的に意識が飛んでいたのかもしれません。

 

あまりに数学や英語の点数が悪いので。

私は塾に行くことになりました。


塾通い

 

私は、クラスで授業をする形式の塾はいやでした。

なぜなら、塾でまで友達づきあいをしなければならなくなるからです。

それと、学校の授業が分からないのに、塾でも授業形式でされると、塾の授業も理解できないと思ったからです。

そして、みんなが分かるところが分からなくて。

みんなが分からないところが分かるんだから、授業形式では意味がないと、もう分かっていたからです。



なので、近所の塾で、2人の生徒に1人の先生がついて指導する方式のところを選び。

本当は中学生までが対象でしたが、頼み込んで高校生の私も受け入れてもらいました。

私の前にも一人、高校生がいました。

私の後は、数人の高校生が入りました。

中学の同級生の女の子とも、一緒に授業を受けたことがあります。

 

2人の生徒に1人の先生がつくので、学校の宿題などを中心に勉強しました。

分からないところは徹底的に教えてくれました。

それで、大分助かりましたが。

数学だけはやはり、式と式の「間」が分からず、先生も私を持て余す状態でした。

 

どこがわからないのかがわからない

 

そして、一番困ったのが。

「どこがわからんの?」と聞かれても、「全部」としか答えられないことでした。

私は、「どこが分からないかが、分からない」状態だったのです。

だから、分からないから教えて、ということもできなかったです。

 

これは、今になってもそうです。

仕事で分からないところが出てきても、どこが分からないのかが分からないので、自分から聞くことが難しいのです。

だから、一つずつ、「ここは分かる?じゃぁ次は?」という風に、順番に確認してもらわないと、問題点が分からないのです。

 

こんな状態だったので、高校では、勉強でずいぶん苦労しました。

成績も、底辺のあたりでした。