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kaleidoscope

自閉症スペクトラム障害、ADHD、てんかん、うつ病を抱える如月の万華鏡のような頭の中を、書き連ねていきます。わわわアールブリュット作家。

自閉症スペクトラム障害と疲れやすさ

自閉症スペクトラム障害の人は疲れやすい

 

自閉症スペクトラム障害の人には、疲れやすい人が多いように思います。

 

元々持って生まれた体力や、年齢的なものもあるかもしれませんが。

基本的に、出かけると疲れ果てて爆睡してしまったり。

仕事などで疲れ果てて、それ以外の生活行動ができなくなってしまったり。

そういったことが多いように見受けられます。

 

そういう私も、体力がなく、非常に疲れやすいです。

1日1~2時間の簡単な外出であっても、ぐったりしてそのあと爆睡してしまいます。

主治医からは、「連日の外出は無理、せめて1日おきがいいところ」と言われています。

 

二次障害の有無や、合併症の有無によっても、疲れやすさは変わってくると思いますが…。

 

感覚過敏との関係

 

自閉症スペクトラム障害の人が、多数派さんに比べて疲れやすい理由は、感覚の過敏によるものが多いと思います。

 

音の洪水、視覚的刺激、嗅覚的刺激、触覚刺激など、通常より沢山の刺激にさらされている自閉症スペクトラム障害の人は、常に多数派さんの何倍ものストレスを身にまとって生きています。

それらに対応し、なんとかやり過ごすために、エネルギーを消費してしまっていると思うのです。


適応する努力にエネルギーを費やす

 

そのうえ、コミュニケーションや社会性に問題を抱えているために、うまく社会適応しようと必死に努力しています。

人と話をするたびに、いろいろ考え、一生懸命言葉を探し。

その場にふさわしい行動をしようと、頭はフル回転。

 

他人との接触は、非常にストレスです。

エネルギーを莫大に消費します。

 

それゆえ、非常に疲れやすいのではないかと思うのです。

 

その程度で…は禁句

 

昔から、私はすぐに「疲れた」と言っていました。

そのたびに、親は「このくらいで疲れるはずない!ちゃんとしなさい!」と言いました。

まだ、自閉症スペクトラム障害なんていう言葉も聞いたことがない時代です。

疲れやすいタイプの人がいるなんて、親も知りませんでした。

 

私自身は本当に疲れていたのですが。

面倒くさがってそう言っているように思われてしまったのです。

 

そんなことが繰り返された結果、私は「疲れた」と言えなくなってしまいました。

「疲れた」ということは、悪いことだと誤った学習をしてしまったのです。

 

そして、「疲れたら休む」という当たり前のことが、できなくなってしまいました。

そして、無理を重ねた結果、二次障害を発症し、働けない状態になってしまいました。

 

疲れやすさは大問題

 

自閉症スペクトラム障害の人の「疲れやすさ」は、生活をするうえで非常に大きな問題となることがあります。

このあたりの理解が、まだ進んでいないように思います。

 

当事者が「疲れた」と言ったら。

否定せずに、休ませてあげてください。

 

また、本人が疲れを自覚できていない場合、上手く休めるよう誘導してあげてください。

その支援が、実は二次障害を防ぐうえで、一番大切なのかもしれません。