またもや障害者歯科へ
障害者歯科にかかっています
障害者歯科とは、障害や病気を抱えていることにより、一般の歯科医院での治療が難しい患者さんを専門に受け入れている歯医者さんです。
知的障害や自閉症、肢体不自由、てんかん、認知症、コントロール不良の高血圧など、様々な障害や病気を抱える人を対象としています。
たいてい、都道府県に1つは設置されています(設置されていない地域もあるようです)。
私も、障害者歯科を利用させてもらっています。
とはいっても、普段はかかりつけの診療所で診てもらっていて、どうしても通常の方法では治療できないときのみ、障害者歯科を利用させてもらっています。
はじめ、私には障害や病気など、なんの診断もついていませんでした。
ただ、口の中を触られることが異常に苦手で、すぐに吐きそうになってしまいます。
専門的には「異常絞扼反射」というそうです。
そんな状態なので、歯科治療を受けるためには、麻酔で眠った状態になる必要があります。
全身麻酔まではいきませんが、それに近い状態にまで眠って治療する。
そういう方法を取るために、障害者歯科を利用するようになりました。
今では、自閉症スペクトラム障害やてんかんのある、れっきとした(?)障害者ですが。
はじめは「障害に準ずる状態」という扱いで利用させてもらっていたのです。
たまたま、かかりつけの歯医者さんが障害者歯科の関係者だった
これは、とてもラッキーなことでした。
しかも、かかりつけの先生は単なる関係者ではなく、障害者歯科センターのえらいさんだったのです。
おかげで、障害者歯科の存在を知らなかった私も、障害者歯科センターで治療することができました。
5度目の障害者歯科での治療
昨日、歯医者さん(かかりつけの診療所)の定期検診に行きました。
春だからか、ここのところ歯が痛くて、とにかく、何もしなくてもじわじわと痛むのです。
しかも、長ければ数十分以上痛むこともあります。
診察で、「どう?」と聞かれたので。
そのことを話しました。
「場所は?」と聞かれたので、「左の上下と右の上」と答えると。
「右上はあんまりうっとうしかったら、もう抜くしかない。左上は、詰め物が深いから、開けてみないとわからない。詰めなおすだけで済むか、神経を抜くことになるか…」とのこと。
どっちにしろ、麻酔で眠っている状態でないと何も対処ができない、ということで。
またもや、障害者歯科センターへ行くことになりました。
今回も、先生に予約を入れてもらいました。
予約の状況を確認しに行った先生が、戻ってくるなり「6月4日に仮予約入れといた」と。
先生の出務は偶数月なので、一番早くて6月、6月がダメなら8月になるそうです。
(私は、このかかりつけの先生でないと口を触らせません。一度、かかりつけの先生がほかの先生に頼んで、麻酔をかけて治療を試みたのですが、先生が違うという理由で失敗に終わりました。ですから、先生が担当の日に予約を入れてもらっています)
かかりつけの先生が予約の順番を決めているので、センターに行かなくても、いつもの診療所で予約を取ってもらえます。
ありがたいことです。
前回、センターに行ったのが8月ですから、まだ1年経っていないわけです。
なのに、またセンターに行くことになってしまいました。
左上の歯は、前回すでに「痛い」と言っていたのですが、麻酔の制限時間の関係で、触れていなかったので、また行かなきゃならないのは仕方がないのですが…(;^_^A
今回も、右の歯と左の歯を一度に治療するのは時間的に厳しいかも…とのことで。
どちらの歯を優先して治療するか、決めなければなりません。
センターでの治療直前に、どの歯を優先的に治療するか決定することになりました。
というわけで、今回は本当に何もせずに終了。
歯が痛いときは、手持ちの鎮痛剤を飲んでおいて、とのこと。
次回は5月末に行きます。
それまで、歯が痛いのはガマンです。