kaleidoscope

自閉症スペクトラム障害、ADHD、うつ病を抱える如月の万華鏡のような頭の中を、書き連ねていきます。わわわアールブリュット作家。

好き嫌いの線引きの謎

食べ物の好き嫌い

 

私は、食べ物の好き嫌いが結構多いです。

食感が嫌だったり。

匂いが嫌だったり。

理由は様々です。

 

分類の謎

 

あれこれ、嫌いなものと食べられるものを順番に挙げていくと。

食べ物の好き嫌いの分類が分からない、とよく言われます。

 

たとえば。

私は、かつ丼やたまご丼、親子丼が苦手です。

しかし、海鮮丼やうな丼は食べられます。

 

何が違うのか。

それは、具材の下にある白飯が、汁に浸っているか浸っていないか、の差です。

かつ丼やたまご丼、親子丼は、汁だくで。

白飯のほとんどが、汁に侵されています。

 

それに対して、海鮮丼やうな丼は、白飯の部分が多い。

ほとんどの部分が、白飯としてのこっています。

この、白飯として残っている部分が、大事なのです。

 

味の濃さと食感の問題

 

白飯が汁に浸っていると、食べている間に味がくどくなってきて。

半分も食べたころには、気分が悪くなってきます。

白飯が汁に浸っている時間が延びるほど、ご飯の食感が悪くなります。

それも、気持ちが悪い理由です。

 

しかし、おかゆやリゾットは食べられます。

水で膨れているご飯でも、平気です。

何が違うのかよくわかりませんが…。

おかゆは、飽きの来ない味であることは間違いないかな…。

 

そして、白飯でないと嫌だ!と言うわけでもありません。

混ぜ込みご飯は好きです。

ゆかりごはんとか、ふりかけご飯とか。

炊き込みご飯も好きです。

 

カレーは、食べられます。

むしろ、大好きです。

ドリアも好きです。

 

他人にはわからない

 

自分の中では、「これはOKでこれはNG」というのははっきりわかっています。

しかし、他人から見ると、どうもよくわからない分類に思われるようで…。

なかなか、理解してもらえません。

 

なので、食べ物の好き嫌いを説明するたびに、「難しいな!」と言われてしまいます。

講義中に叫んでしまった

大学の講義中に…

 講義中に、悲鳴を上げてしまったことがありました。

その日は、お天気が不安定で、折からの雨で、雷が鳴っていました。

遠くでゴロゴロ…。

 

講義は、日本史の講義。

イヤ~な天気で、教室は薄暗くて。

みんな、少しどんよりした雰囲気で、静かに講義を聞いていました。

 

雷がだんだんと近づいてきて…。

普段から雷が大嫌いな私は、隣りにいた友人に「雷怖い~」と言いつつ、受講していました。

 

時々、ぴかぴかと空が光っていました。

空が光るたび、びくびくしながら座っていました。

講義に集中することも、できませんでした。

 

ふと左にある窓を見た瞬間。

窓の向こうの空が、ぶわっと明るく光り。

バリバリバリ!という雷の音。

それに驚いて、思わず「きえぇぇぇ!」と叫んでしまいました。

 

叫んだ瞬間は、誰の声か、わからなかった。

ふと気づくと、隣りの友人がこちらを見ている。

先生をはじめ、周りの学生がこちらを見ている。

「しまった…叫んじゃった」と思った時には、後の祭り…。

 

すごく恥ずかしかったけど。

まだ雷の衝撃でパニクっていたこともあり。

フリーズしたまま、黙っていました。

 

騒ぎ立てなかったので、何事もなかったかのように講義は再開。

そのあとは、「叫んでしまった」恥ずかしさで、頭の中はぐるぐる。

雷の恐怖は、どこかへ飛んで行ってしまいました。

 

講義は無事終了。

誰かに何かを言われることもなく。

そのまま今に至ります。

おそらく、友人ももう覚えていないことでしょう。

 

突発的な事象に異様に驚く

 

思わず叫んでしまうくらい、雷が苦手です。

何が苦手なのかって、突然の光と、爆発的な音。

突然の光は、心臓が止まるくらいびっくりするし。

轟音は耳をつんざいて、頭の中を荒らします。

 

怖いもの見たさで、稲妻を見ることもあります。

もう、怖すぎてアドレナリン噴出しまくりで、大興奮です。

テンションがおかしくなります。

「光ったあぁぁぁ!」と叫ぶので、うるさいと怒られます(^▽^;)

 

雷の光を見ると、異常に興奮する。

そして、興奮と恐怖が限界に達した時。

奇声を発してしまう。

 

奇声を上げる理由

 

私の場合、雷という刺激で、授業中に叫んでしまいましたが。

何の脈絡もなく奇声を上げているように見える自閉っ子にも、いろいろ理由があるのかもしれません。

主に、なにかに興奮している時だと思いますが…。

 

何に対して叫んでいるのか。

こればっかりは、本人にしか分からない感覚かもしれませんね…。

辛くて辛いカレーの思い出

味覚過敏

 

タイトルですが、「からくてつらい」カレーの思い出と読んでください。

「からい」も「つらい」も、同じ漢字。

読み分けるのが面倒ですね~(笑)

 

カレーの思い出

 

小学生の頃。

9歳の頃だったかなぁ。

夕食に、カレーが出ました。

 

それまでは、ずっと子供用の甘口カレーを食べていたのですが。

母が、大人用と子供用の二種類を作るのが面倒だという理由で、その日は大人用の辛口のカレーだけを作りました。

もうそろそろ、辛いものも食べられるだろう、ということで。

 

そんなことを知らずに、一口がばっと食べた私。

いつものおいしいカレーとはかけ離れた刺激に、びっくり。

「辛い!!」と叫びました。

 

そこで母がはじめて、「大人用のカレーにしたけど、まだ無理やったかー」と。

そして、生卵をかけて、それを混ぜて食べなさい、と言いました。

辛みをまろやかにする処置。

 

しかし、生卵をかけようが、辛いものは辛い。

言われ続けた「出されたものは残さず食べなさい」という教えに従って。

「辛い!辛い!」と連呼しながら、泣きながら食べました。

3つ年下の弟は「辛い」とは言ったものの、平気で食べていました。

 

そうしたら、あまりにうるさかったようで。

「そんなに辛いか?いやならもう食べなくていい!」と母に叱られました。

 

辛すぎて食べられないものを出しておいて。

もう食べなくていいなんて、理不尽な。

母に対して、腹が立って仕方がありませんでした。

 

今から思えば、弟が普通に食べていたので、私がわがままを言っていると勘違いされたのだと思います。

味覚が過敏で、辛さに耐えられなかっただけなんですけど…。

 

香辛料系の辛い物が苦手

 

因みに、今でも私は辛口のカレーが食べられません。

なので、それに合わせて、家族全員が中辛のカレーを食べています。

中辛でも、甘口寄りのカレーです。

 

そして、特定のメーカーの中辛しか食べられないので、毎回同じメーカーのカレールーを使ってもらっています。

他のメーカーのカレールーだと、同じ中辛なのに辛すぎて食べられない。

おそらく、使っている香辛料の違いが原因だと思います。

 

低刺激のもの

 

レトルトのカレーも、大人用のカレーはお腹が壊れます。

なので、できるだけ刺激物の少ない、子ども用のカレーを食べています。

アン○ンマンカレーや、カレーの王子様など、いろいろ試した結果。

プ○キュアカレーに落ち着きました。

これなら、お腹を壊すことなく食べられます。

 

フラッシュバック

 

辛口のカレー。

文字を見るだけで、はじめて辛口カレーを食べたあの時の光景がよみがえります。

フラッシュバックです。

 

母にあの時のことを言っても、全く覚えていません。

私だけが、傷ついたあの時のことを、今でも鮮明に覚えているのです。

 

味覚過敏に理解を

 

そういった自分の経験から。

味覚過敏のある子に、無理やり嫌いなもの、苦手なものを食べさせること。

食べないからと言って叱ること。

それは、虐待にも等しい行為だと思います。

いつまでも、記憶に残ります。

 

今でこそ、なぜ嫌なのか。

なぜ嫌いなのか。

理由を伝えることができますが。

小さい子には、そんなことは出来ません。

 

味覚過敏のない人にとっては、分からない味・感覚というものがあるのです。

食事が「辛いこと」になってしまわないように。

充分に注意を払ってほしいと思います。

アーレン・シンドロームについて

文字が読みにくい

 

私は、どうやら文字が読みにくいようです。

本を読むのも、人よりも時間がかかります。

 

「アーレン・シンドローム」という言葉を知りました。

なんだ?と思って、調べてみると。

文字が読みにくい理由はこれかもしれない!と気付きました。

 

アーレン・シンドローム

 

アーレン・シンドロームとは、光に関する感覚過敏を持っていて、光がまぶしく見えたり、本を読むときに、文字を追いにくい、目を使うと疲れる、といった症状があることです。

 

発達障害の症状とされる、読むことの難しさ、体の動きのぎこちなさ、ASD(自閉症スペクトラム)の人の感覚過敏の問題と関連しているとも、言われているそうです。

ディスレクシア難読症)との関連もあるとか。

 

色の付いた透明フィルムを通して本のページを見たり、サングラスのような色つきのレンズのメガネをかけたりすることで、改善することがあるそうです。

この、色の付いた透明フィルムや、特殊な色つきのレンズ(アーレン・レンズ)の存在や効果は、知っていました。

あの「自閉症だった私へ」で有名な、ドナ・ウィリアムズさんも、このレンズで人の顔が認識できるようになった、という話をきいたことがあります。

(症状が改善される「色」については、個人個人で合う色が異なります。)

しかし、「アーレン・シンドローム」という言葉ははじめて聞きました。

 

アーレン・シンドロームのチェックテスト

アーレン・シンドロームのチェックテストをやってみました。

その中から、私があてはまるものをピックアップします。

因みに、「はい」が3つ以上あるセクションが一つでもあれば、アーレン・シンドロームの可能性があるそうです。

 

★光過敏かどうか

・日光を不快に感じる

・グレア(まぶしい光)を不快に感じる

・頻繁にサングラスを着用する

・明るい光/蛍光灯の光を不快に感じる

・      〃         頭痛・腹痛になる

・      〃         聞き取りが困難になる

・      〃         パフォーマンスが落ちる

・何かを読んでいるとき、光が多すぎると感じる

・薄暗い光のもとで読むのを好む

・手や体で、ページに影を作って読む

私、完全に光過敏ですね(苦笑)

 

★読み困難

・同じ行を何度も読んでしまう

・どこを読んでるか見失わないよう、指かマーカーをあてている

・意味を理解するには、何度か繰り返して読まなければならない

少々、読みに困難があるかもしれません。

 

★コンピューターを使っている時、画面上で何かを読んでる時の状態

・顔を近づける、または遠ざける

・目を細める

・グレア(ぎらぎらした輝き)を避けるため、体の位置を変える

紙よりはましですが、少々読みにくいようです。

 

★疲れ方は?次のような時、緊張感、疲れ、頭痛が起きることがあるか?

・何かを読んでいる時

・何かに耳を傾けている時

・コンピューターで作業している時

・TV、映画、ライブステージを観ている時

・算数・数学の宿題をしている時

・ゲームをしている時

・明るい光・蛍光灯の光のもとで作業をしている時

・ストライプ、模様、明るい色、コントラストの強い色を見た時

ストライブやギンガムチェックは、頭がくらくらします。

コントラストの強い色も、まぶしくて目がチカチカします。

 

★英語を書くことについて

こちらは、あてはまるものはありませんでした。

 

★注意力・集中力

・何かに集中して聴こうとすると、すぐに気がそれる

・授業中や講演の最中に、ぼ~っとして別のことを考えてしまう

こちらは、あまり問題なさそうです。

 

★書かれたものを写す。本、黒板、ホワイトボード、パワポを写すとき、当てはまるものは?

・どこを写していたか分からなくなる

・まばたきが増える、目を細める

・見失ったところに再び焦点を合わせるのが難しい

ちょっと問題あり?

 

★作文について あてはまるものはありませんでした。

 

★算数・数学 ・ケアレスミスが多い

単なる注意力の問題かと。

 

★音楽 ・耳コピを好む

これは、聴覚過敏の影響だと思います。

 

★遠近感 エスカレーターへの乗り降りが困難 ・テーブルの端やドアのつっかえ棒につまづく ・階段の上り下りでつまづく ・距離感の判断が困難 ・ものを間違って蹴飛ばしたり、ぶつかって落としたりする ・子供の頃、けがが多かった。すねに傷が絶えなかった ・誰かと並んで歩いていると、その人に寄っていってしまう ・歩いていると、くらくらしたり、ふわふわした感覚になる ・高所恐怖症

 

すごく当てはまります。

階段の段差の距離感が分からなくなって踏み外すなんて、しょっちゅうです(笑)

人と並んで歩くと、ぶつかるか離れていくかのどちらかです。

これもアーレン・シンドロームが関係しているのか…。

 

★スポーツ あてはまるものはありませんでした。

問題ないようです。

 

★運転

縦列駐車が難しい

・対向車が来るとき、右折するタイミングをはかるのが難しい

・車線変更をする時、人一倍注意を払う

・同乗者から「前の車に寄りすぎ」と指摘される

今は車に乗らないのでよくわかりませんが、教習所で言われました。

 

★乗車中の疲労

自動車に(運転者としてでなく)乗っていると、眠くなる

・運転していると眠くなる

・車体の光の反射を不快に感じる

・前の車のリアウィンドウ(後ろの窓)の、光の反射を不快に感じる

・雨や雪(の反射)の中を運転するとストレスを感じる

・夜間の運転を避ける

・夜間、ヘッドライトや街灯を不快に感じる

・車のテールランプを不快に感じる

 

とにかく、夜間の車のライトはまぶしくて仕方がありません。

自転車で車と並走していても、まぶしくて目が開けられないときがあります。

3つ以上あてはまる項目が1つでもあれば…って、結構あてはまってしまいました。

 

これはあくまで、私があてはまるものだけを抜粋しています。

もっと詳しく知りたいという方は、「アーレン・シンドローム」で検索すると、ヒットします。

調べてみてください。

 

研究機関

 

今のところ、この検査がきちんとできるのは、筑波だけのようです。

そして、どの色のフィルターが自分に合うのか、調整できるのも筑波だけ。

なので、実際に診断を受けることは、私にとっては、事実上不可能です。

 

アーレン・シンドロームというものがあって。

自分がもしかしたら、それかもしれない。

特性は、そこからくるものなのかもしれない。

その可能性に気づくことは、大事だと思います。

 

しかし、それはあくまで「可能性」です。

特性を、出来ない言い訳にするのではなく。

それを知っておくことで、自分自身で何らかの対策ができるかもしれない。

生きにくさを、和らげることができるかもしれない。

 

いずれ、もっと認識が広まって、近場で診断が受けられるようになった時には、一度調べてみたいと思います。

手をぱちぱち叩く(常同行動)

手を叩く

 

何となく暇を持て余していたり。

ちょっと考え事をしていたり。

ちょっと興奮気味になっていたり。

 

そんな時、私は無意識に、両手をパチパチとリズミカルに叩きます。

ちょうど、拍手をするように。

でも、拍手のようなタイミングではなく、もっと早く連続してパチパチパチパチ!と叩きます。

 

こうして、ブログの記事を書くために、文章を考えているときもそう。

思わず、両手をキーボードから離して、パチパチパチ!とやってしまいます。

 

常同行動

 

自閉っ子が、手を叩くという行動をするのは、常同行動の一つとも言われています。

どうして、手を叩いてしまうのか。

自分でも、分かりません。

本当に、気付いたら手を叩いているということが多いです。

人前ではあまりしません。

一人でいるときに叩いていることが多いです。

 

自分で自分を刺激しているのか。

自分の世界に沈み込んでしまいそうなときに、現実に戻ろうと手を叩くのか。

興奮を抑えるために手を叩くのか。

 

手を叩くときは、日に何度もしてしまうことが多いように思います。

しないときは、まったくしない。

一体どうなっているんでしょう?

 

理由は分かりませんが、リズミカルに手を叩くことで、楽しい気持ちになることは、確かです。

イライラして手を叩いているわけではありません。

自分の中で、何か楽しい感覚があることは、間違いないです。

 

自閉の世界の住人の皆さんは、いかがですか?

イヤーマフの効果

聴覚過敏とイヤーマフ

 

自閉症の人は、聴覚過敏を持ち合わせていることがあり、そういう人たちは聴覚刺激から自分を守るために、イヤーマフなどのグッズを使っていることがあります。

私も、イヤーマフを愛用しています。

なぜかというと、触覚の過敏で、耳栓やイヤホンが使えないからです。

 

イヤーマフはいいよ!

 

ここ最近、出かける機会が増えてきていて。

公共交通機関を利用することも増えています。

そんな中、感じたこと。

やっぱり、イヤーマフの効果はすごい。

 

イヤーマフをしていると、電車のモーター音が半分以上聞こえなくなり。

低音域や高音域の音の辛さが解消されます。

バスに乗っているときも、同じ。

 

あと、人混みのざわざわ感が、激減します。

ほとんど聞こえなくなります。

でも、一緒にいる人の会話はちゃんと聞こえます。

だから、人混みの喧噪のなかでも、会話ができます。

その代り、近くにいる人の関係ない会話も聞こえてきちゃいますけど…。

 

音の刺激で疲れることを予防

 

出かけると疲れることの理由の半分くらいは、音の刺激にあるような気がします。

イヤーマフを付けて出かけると、疲れ方が全然違う。

ずいぶんと楽なのです。

 

イヤーマフを付けたまま行動していて。

途中で外すと、喧噪のすごさにめまいがします。

 

イヤーマフの欠点は、ずっとつけていると耳が痛くなること。

私はメガネをかけているので、イヤーマフでメガネのフレームが皮膚に押しつけられる状態になります。

そのため、耳の後ろが痛くなるのです…。

 

耳が痛くなると、外します。

痛みが治まったら、またつける。

それを繰り返していると、やっぱりイヤーマフの効果を感じます。

 

お気に入りのイヤーマフ

 

因みに、私が使っているイヤーマフは、ぺルター社のジュニアサイズの黒。

大人サイズだと黄色で目立つ。

かといって、キッズサイズは入らない。

その点、ジュニアサイズだと、キッズから使えて。

頭の小さい人なら、大人でも充分使えます。

サイズ調整もできるので、便利です。

使わないときは、最小サイズにしてカバンに入れておけば、そんなにかさばりません。

 

黒い色なので、自衛隊の蒔絵シールを貼ってデコレーションしています。

こんな感じ(これは最小サイズにしています)↓

 


 

これで、めちゃくちゃカッコイイイヤーマフのできあがり。

はた目には、かっこいいヘッドフォンにしか見えない。

気に入って使っています!

ギュッが嫌いで、ギュッが好き

肌に張り付くものが苦手

 

私は、ぴったりした服が嫌いです。

ボディラインが丸わかりな、ぴったりした服、ありますよね?

ああいう服は、着ているとすごくイライラしいます。

 

特に、タートルネック

あれは、首を絞められているように感じて、吐きそうになります。

特に、ニットタイプのタートルネックは瀕死。

ニットの毛羽立ちが皮膚をこする上に、編まれているので伸縮性があります。

伸縮性があるということは、身体にフィットする、ということ。

もう、考えただけで苦しくなります。

 

ゆったりしたものが好き

 

逆に、カットソー生地の、首回りがゆるゆるのタートルネックは、何とか着られます。

冬場、外出するときは寒いので、ちょっとだけ我慢して、着られるタートルネックを着ます。

あと、ジャケットなどで首筋が擦れて痛いことがあるので、それをガードするために、ゆるタートルを着ることもあります。

 

緊張して気分が悪くなる可能性のある時は、タートルネックの服は絶対に着られません。

緊張して吐きそうになっているときに、首回りに触れるものが我慢ならないからです。

 

なので、勿論帽子のゴムはダメですし(乳幼児期のテーマでも書きましたが)、チョーカーなんてまっぴらごめんです。

 

重しが必要

 

そうかと思えば、寝るときなど、布団の重みがないと落ち着きません。

割と重くて体にのしかかる感じのある毛布が好きです。

上から、平均して体に重さがかかるからいいのかもしれません。

とにかく、重い毛布は落ち着きます。

 

足がなくなる?

 

そういえば、服は上半身はぴったりしたものはダメだけど。

ズボンは割とぴったりしたものが好きかもしれません。

ストレッチタイプのスキニーとか。

着圧ハイソックスとか。

圧がないと、足がどこかに行ってしまうんです。

足の位置がわからなくなる感じです。

圧があると、「ここに足がある」って、安心できるというか何というか…。

 

スカートをあまり好まないのは、そういう理由もあるのかな…。

スカートって、ひらひらしてるから心もとないというか。

赤ちゃんの時、はじめてスカートを履かされて泣き叫んだのはそういう理由かも(笑)


抱きしめられること

 

人にギュッと抱きしめられるのも苦手だけど、力加減によっては平気なときもある。

緩くギュッとされるのは、背中がぞっとするくらい嫌だけど。

思いっきりギュッときついくらいに抱きしめられるのは割と大丈夫。

 

むしろ、時々自分で自分を簀巻きにしたくなることがあるくらいです(笑)

狭いところに体を押し込めるのも、身体がぎゅうぎゅう押し付けられて、落ち着きます。

 

中途半端がダメ?

 

総合すると、中途半端な圧力が気持ち悪い、ということでしょうか。

締め付けるなら思いっきり締め付けられた方がいい。

落ち着く。

 

よくわからない感覚です(;^_^A